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どこに投稿しようか迷いましたが政治と結びつきが強い事案なのでここに投稿しました
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この事件については、原告側が「法の下の平等」および「職業選択の自由」を主張していたのに対し、被告側は「国民主権」を主張しており、どちらの憲法の条文事項が優先するか争われていたが、外国人の権利は国民と比べて一定の制約を受けるという、国としての独立性、および国への責任の重さの程度を考慮した場合、当然に発生する権利の差異を認めたものと言え、良識が示された。東京高裁の判決はそれを無視しており明らかに誤りであった。なお本判決は大法廷が下したものであり、今後同様の事件が発生した場合、問題解決にあたっては基本的には本判決の通りに従うことになる。
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国籍理由に受験拒否は合憲…都管理職試験訴訟で最高裁
日本国籍でないことを理由に東京都の管理職試験の受験を拒否されたのは憲法に違反するとして、都の保健師の在日韓国人女性・鄭香均(チョン・ヒャンギュン)さん(54)が都に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が26日、最高裁大法廷(裁判長・町田顕長官)であった。
町田裁判長は、都に40万円の慰謝料支払いを命じた2審・東京高裁の違憲判決を破棄し、受験拒否は合憲だとして請求を棄却した。鄭さん側の逆転敗訴が確定した。
外国人の公務員への採用・昇進を国籍条項でどこまで制限できるかを巡り、国や各自治体の対応が分かれている中で、今回が最高裁で初めての憲法判断だった。
(2005/1/26/15:31 読売新聞 無断転載禁止