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(回答先: Re: なぜ晩餐会出席が労働者階級を裏切ることになるのですか 投稿者 南青山 日時 2004 年 11 月 18 日 01:50:38)
南青山さん どうもです。
>共産党は少しずつ路線を変えようとしていて、今回の件はその一環だと思います。
>これまでの良い点を残しつつ(それが可能かどうかが問題ですが)、柔軟路線に進むのは
>悪いことではないと考えています。
来年以降、共産党は憲法問題では踏み絵を踏まされることになると思います。「国民投票法案」にあくまで反対するのか受けて立つのか、憲法改正が必至となった時「改正反対」で押し通すのか「関与してよりましな内容にする」現実路線をとるのかとか。自民党は「投票数の満票=全会一致」を錦の御旗にしたいから色々画策しているようですが、極めて「政治的」な判断をせまられるんじゃないか。
その点を置けば、私も「すり寄る」のには賛成だし、むしろ遅すぎたと思います。
もともと不破哲三、上田耕一郎兄弟は「構造改革派」(死語)でグラムシ=トリアッティの流れの人でしょう、共産党を除名される寸前で詫び状書いて留まったわけですし。
だから不破哲は「野坂さえ屠れば」「宮顕さえ死ねば」と毎年元旦に心に誓っていたんじゃないか(嘘です 笑)、ある時期までは。でもミヤケンはしぶとく生きてるし、不破哲も位階上り詰めれば、それはそれで心地良くてどうでも良くなったかもしれませんが、ご本家のイタリア共産党が社会民主主義になったように変身することに抵抗ないんじゃないか。
むしろ不破哲は頭も良いし、弁も立つから志位ちゃんみたいなミヤケンの茶坊主は首にして現役復帰したほうが良い。同じ文化人顔をするなら宇野弘蔵が怒り狂って化けてでそうな『資本論研究』のような下らない本はやめて時評的なコメントをフランクにしたほうが面白いと思います。
民主党の「アホの豪華三段飾り、お人形は顔が命」みたいな議員たちに比べれば共産党の議員は個々の能力は高いわけだし、社会民主主義に徹すればギデオンの『第三の道』みたいなものは作れるんじゃないか。別に共産党に実現能力がなくてもアホの民主党がパクればいいわけです。自民の一部だって、「いいじゃん、これ」とか言って何食わぬ顔をして「再利用」するかもしれません。正体を明かせば、かつての「自社なれあい」の再現を目指そうというのが主旨です。(笑)
しかし、そうでもしないと政治から「知性」というものがまるで無くなってしまうんじゃないか。
もちろん「方向転換」したところでもう遅いのかもしれませんし、先の見通しがあるわけでもない、党内ではある種のモチベーションが下がってバラバラになる可能性もあります。しかし、どうせこのまま行ってもジリ貧でしょう、未来に企投するのも一興かと(どうせ他人事ですから)
まぁ淡い期待、片思いは重々承知の上ですが、「政治に知性なんかあるわけないだろ、バカ」みたいな『2ちゃんねる的梯子はずしの戯れレス』(by 宮台真司)には飽き飽きしているのでご遠慮申し上げたいというところです。