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日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金を巡り、政治資金規正法違反(不記載)の罪で在宅起訴された元官房長官の村岡兼造被告(73)が17日、東京都内で開かれた民主党主催の集会に出席し、「事実無根のぬれぎぬで、いけにえにされた」と関与を改めて全面否定した。
弁明は、同派政治団体「平成研究会」の会計責任者・滝川俊行被告(55)の供述などに反論する形で進められ、質疑を含め1時間半余りに及んだ。
村岡元長官は、入院中で不在だった同派会長(当時)の橋本竜太郎元首相(67)に代わり、会長代理(同)として「資金管理など会務一切を統括していた」とされる点に対し、「収支報告書も出納簿も見せてもらっていない。押収書類に私の指紋がついているか調べてほしい」と反論。派閥資金のやり繰りは「事務総長の権限」として、事務総長だった野中広務・元自民党幹事長(79)の実名を挙げた。
また、会長を出し抜き、重大な決定をしたことはないと主張。収支報告書への1億円不記載を決めたとされる同派幹部会の直後、元首相を見舞った時の様子を明かし、「思いのほか元気で、幹部会で1億円の話が出ていれば必ず相談したはずだが、会長のいなかった幹部会にそんな話は出ていなかった」と語気を強めた。
民主党は「村岡先生には一点の曇りも認められず、一段と疑念が大きくなった」と村岡元長官を“称賛”し、橋本元首相らの証人喚問を求めていく方針を強調した。村岡元長官は、集会に出席した理由として「証人喚問が無理な状況と聞いた」ことを挙げ、「喚問が決定されれば出る気持ちに変わりはない」と語った。
これまで、橋本元首相は「司法の場に移っている話で、答えることは控えたい」とし、野中元幹事長は「事件や派閥資金には関与していない」と話していた。
(2004/11/18/01:15 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041117i214.htm