現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 717.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「逮捕されたら黙秘」「職務質問に応じるな」
共産党は党員必携の来年の「赤旗手帳」の付属資料に、警察、公安当局への対応を指示する手引書「不当弾圧にたいする心得」を七年ぶりに掲載する。同党は昨秋の衆院選、今年七月の参院選で惨敗し「党勢退潮に歯止めがかからない中で内向きになっている」(同党関係者)とされ、組織防衛と内部規律の維持に躍起になる党内事情がうかがわれる。
手引書は警察当局などの活動に対処する“虎の巻”で「反動支配層側の弾圧、介入と戦い、克服することなしには国政革新の事業に勝利することはできない」と指摘。「尾行や聞き込みに気づいたときには抗議してやめさせる」「警察官の職務質問、任意同行、任意出頭に強制力はなく、応じる必要はない」「逮捕されたら黙秘」「捜索、押収の際には裁判所の令状を確認する」−などと記している。赤旗手帳に約二十年前から掲載されたが不破哲三議長の進めるソフト・イメージ路線に沿って平成十一年版から掲載が見送られていた。
同党広報部は「赤旗手帳の付属資料として『不当弾圧にたいする心得』とセットの党綱領と規約の改定の動きがあり、三文書とも掲載を見送っていた。綱領が改定されたため来年版から掲載した」と説明している。
ただ同党関係者によると、警視庁公安部が今年三月、昨秋の衆院選で共産党機関紙「しんぶん赤旗」を配布した社会保険庁職員を国家公務員法違反の容疑で逮捕し、同党千代田地区委員会などを家宅捜索した事件が「不当弾圧からの防衛意識」を強めたという。逮捕された職員は「黙秘」を貫けなかったとされ、「党内規律を締め直す必要に迫られている」(同党関係者)との見方が強い。
(産経新聞) - 11月16日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000007-san-pol