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(回答先: ネタ1.「国道交通社会設計の大観」私的メモより 投稿者 弦楽器の旋律PIANO 日時 2004 年 11 月 14 日 17:36:50)
次行こう。
C国際経済特化都市東京&リニアの建設如何(前編)
仮に首都が札幌に移転したとすれば、東京の都市機能とは如何なる方向性を持つのか。多くの論者が説くが、それは経済機能に特化した、メトロポリス東京であろう。
その姿勢は安直に否定できないが、態勢はともかくとしても不安点が残る。新潟県中越地震が発生して間もないが、外国資本の日本進出に関しても、特に地震災害などの観点から、東京の自然災害リスクは極めて大きいとされている。日本国内の他都市も例外ではない。とすれば、あらゆる組織の形成に関しては、分散型のネットワーク志向が賢明であり、企業運営に関しては、就職による企業の忠誠と雇用よりも、資格の取得による個人への業務委託というような、「内職」を肯定する姿勢が、今後理論的に考察される必要があるのではないか、と考えている。
本論に戻るが、東京を経済的に特化するならば、「混合紙幣」という観点が有効ではないか。混合紙幣とは、現行の日本円がドルの買い支えにより、ドルと一心同体の運命共同体になっていることをヒントにしたもので、要するにドルが急落したら円は終わりなのであるから、円という「単位」より、ドルの「裏付け」が通貨単位化していると考えるものだ。つまり単位は究極的には無いのである。
端的に言えば、東京への入場を、円への投資とし、「円を買っている」という理屈を作る。つまり東京内で流通するあらゆる通貨は、理論的には円債ということになるが、これにより投資リスクの低下(円が担保になるから)から、資本集積と資本流動性は円滑化し、一層の経済的特化が可能である。
あと、言っておくけどね。これはあくまで円債だから、円が実際に使用されている区域が必要で、そういった点から、日本全体を混合紙幣化する事は出来ないよ。
つづく。