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Re: ネタ1.「国道交通社会設計の大観」試案3
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投稿者 弦楽器の旋律PIANO 日時 2004 年 11 月 14 日 21:34:16:OHtxpJ1/jSMa6
 

(回答先: ネタ1.「国道交通社会設計の大観」私的メモより 投稿者 弦楽器の旋律PIANO 日時 2004 年 11 月 14 日 17:36:50)


 次行こう。
 B北海道振興策
 試案2において、日本史を展開する対外的首都は北海道が望ましいとの回答を得たが、具体的に首都は札幌とし、何らかの改称を迫りたい。歴史的観点から、観念的に決議すれば、古代においては京都が、近代においては東京が、それぞれ主体的役割を果たしたことから、時代の首都は近代からの脱却を前面に掲げてはどうか?すなわち脱近代である。(但し、旧来のポストモダンを謂うのではない。)
 具体的な北海道の振興策については、経済的には北海道独自通貨の発行が重要である。北海道独自通貨(以下、北海道円)は、内地の円と固定相場制を維持し、円高に際しては北海道円高、円安に際しては北海道円安とし、北海道には有力な輸出産業が存在しないことから、100円対500北海道円程度の、為替レートが理想である。
(専門家の助言を、請う。)
 円に対して、北海道円は購買力平価において劣位であり、割安である。故に、北海道を開拓地と見做し、大規模な公共的施策を行う際にも安価で済み、北海道産の農産物や、場合によっては鉱山資源等を、北海道ブランドとして内地に割安で供給することが可能になる。富裕層の暖炉に、北海道産の石炭が使用されるようになるかもしれない。
 また北海道は時差を二時間早く進める。何故か?
 現在世界各国において、最も早く操業を始める、有力な証券市場はシドニーであるが、時差を二時間早く進めることにより、北海道が最も早い証券市場となり、近接する日本の資本、中国の市場、ロシアの開拓可能性を加味すれば、非常に魅力的な証券市場となる。無論、これは内地と北海道の生活が多少隔絶しているから可能である。
 それにより、北海道新幹線の規定ルートである函館などは、金融市場として活性化するかもしれない。
 JR北海道は、サハリンの鉄道資本を購入してはどうか?サハリンの北部、ノグリキ以南の鉄路は、戦前の日本政府が敷設したものであり、路線の幅が狭軌であるなど、多少の路線強化を行えば、JRの車両が通行可能であり、実際日本の旧式気動車が、中古で提供されている。私の意図するところは、サハリンの観光業を主体とした、経済成長の促進である。仮に、宗谷連絡線とサハリンの鉄道資本を、JR北海道が取得し、信頼と正確性に優れる日本の鉄道経営を実行すれば、日本国内からサハリンへ観光客を誘致出来るのではないか。私としては、北海道+サハリンの観光可能性は魅力的であるし、サハリンの生活水準も向上して、資本がUターンする可能性もある。付記すれば、経済的進出を、北方領土に仕掛けることになるのだ。
 北海道、或いはサハリンの荒野に、日本の公共的施策として、新規開拓を行うことは、社会倫理的に良案であると思う。北海道の鉄道改革後に廃線と化した地域には、再度鉄道を敷設し、日本国内のニート(引き篭もり)、フリーター等を投入して、大陸や台湾方面からも、移民を集う。その熱意が本物なら、沈み込んでいる日本の、特に若者の精神性を啓発し、新天地の開発は大きなincentive(やる気)を喚起するだろう。無論、ニートやフリーターも人生の目的を発見できるかもしれない。大陸方面からの移民が一定数集まれば、そのことを口実に北方領土の返還に、圧力を加えられるかもしれない。
 長くなりましたけど、たぶんつづく。

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