現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 586.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
渡辺恒雄氏名義株、実際は読売が保有 日テレが報告訂正
http://www.asahi.com/national/update/1105/036.html
日本テレビ放送網は5日、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長の保有と記載していた株式が、実際には読売新聞グループ本社の保有だったため、00年3月期から04年3月期までの有価証券報告書を訂正したと発表した。東京証券取引所は同日付で「上場廃止基準にある虚偽記載に当たる」などとして、同社株を上場廃止の可能性があることを示す監理ポストに置き、審査を始めた。
04年3月期の有価証券報告書によると、日本テレビの筆頭株主は8.48%の読売新聞グループ本社で、2番目が6.35%の渡辺恒雄氏になっている。
日本テレビの説明では、この株は70年に社長に就いた故小林与三次氏が株を持っていなかったため、「格好がつかない」と、読売新聞が保有する株の一部を同氏名義にし、その後のトップにも引き継いだもの。この株の配当や課税に関しては読売新聞が処理してきた。西武鉄道の株主の虚偽記載をきっかけに東証から全上場企業に送られた「会社情報の適切な開示」を要請する手紙を機に調べたところ見つかった。
日本テレビは6日未明に能勢康弘・経理局長が記者会見し、「監理ポスト割り当てに該当する事実はない。東証に説明していく」と話した。
訂正後は「渡辺恒雄の所有株式の実質所有者は、読売新聞グループ本社である」との注記をつけ、今後はすべて読売新聞の保有として記載することを検討している。
一方、読売新聞東京本社広報部は、読売新聞が関東財務局に提出している大量保有報告書では渡辺氏の名義分も保有者・読売新聞社で報告している、と説明。今回の訂正は「大量保有報告書との不一致を訂正したもので、証券取引法の虚偽記載などには当たらない」としている。 (11/06 01:21)