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http://www.okinawatimes.co.jp/day/200411041300.html#no_3
イラクに駐留する米軍など占領軍の撤退と武装勢力のテロ行為に反対している市民運動家二人の講演会が三日、沖縄国際大学で開かれた。米軍の攻撃とイスラム武装勢力の無差別テロで多くの市民が被害を受けている現状を報告。米軍撤退と政教分離による民主化を目指す活動に支援を求めた。
二人はイラク失業労働組合海外代表のアソ・ジャバールさん(36)と、イラク女性自由協会のアンワール・アーマッド・シュノさん(30)。アソさんは、フセイン政権崩壊後に発足した暫定政権下で、多くの市民が失業や賃金の未払いなど劣悪の労働条件で苦しんでいると説明した。
その上で「武装闘争によって占領を終わらすことはできない。イラク人による復興は可能だ」と訴えた。
さらに、「米軍の攻撃と過激なイスラム武装勢力の自爆テロで多くの市民が犠牲となっている。これ以上、犠牲者を出さないためにも占領軍は撤退してほしい」と語った。
シュノさんも武装勢力や米軍によって女性に性暴力や差別が起きている現状を報告した。
講演前に行われた会見でアソさんは殺害された香田証生さんの事件に触れ、「このような行為は断じて許されない」と武装勢力を批判。自衛隊のイラク駐留には「イラク国民は望んでいない。日本政府がどのような理由をつけようとも不法行為でブッシュ政権による占領政策を手助けしているにすぎない」と指摘した。
二人はイラク国際戦犯民衆法廷沖縄実行委員会の招きで訪れた。