現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 513.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
財務省は、来年度から5年間の防衛予算の大枠となる新たな「中期防衛力整備計画(中期防、2005―2009年度)」の期間中、約5兆円の防衛予算を5年連続で前年度以下とする方針を固めた。
次期中期防期間中の防衛予算の総額を防衛庁の要求する25兆5000億円より1兆円以上圧縮するよう求める。1日の財政制度等審議会の合同部会に防衛予算を毎年度、継続して削減する基本方針を提示する。
防衛庁は次期中期防期間中の防衛予算の総額を25兆5000億円と見積もっている。これを達成するには、期間中の防衛関係予算を来年度から毎年1・5%ずつ増やす必要がある。
これに対して財務省は、「歳出全体の見直しを進めるなかで、防衛費も例外視せず削減する必要がある」(主計局)として、期間中の防衛予算を来年度から毎年0―1%ずつ削減する方針だ。
毎年度の伸びをゼロにした場合、次期中期防の予算総額は防衛庁の要求額より1兆1000億円圧縮できるが、財務省ではさらに切り込み、1兆6000億―1兆8000億円の圧縮を図る方針だ。
削減は戦車や護衛艦など従来型の正面装備や、自衛官の要員を減らすことで対応し、総額で1兆円規模にのぼるとされるミサイル防衛システムの導入は進める。
今年度予算の防衛関係費は前年度より1・0%減の4兆9000億円。
(2004/11/1/03:06 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041101it01.htm