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第2次小泉改造内閣の18閣僚のうち、東京都内に自宅などがありながら議員宿舎を借りている閣僚が8人いることが、29日に公開された閣僚の資産報告書などで分かった。都心の一等地にあり、格安で賃借できる議員宿舎は税金で支えられているが、秘書が住んだり、事務所代わりに使ったりしている閣僚もいた。
議員宿舎について、衆議院先例集は「利用できるのは議員のみ。各宿舎の世話人会で家族の入居を認めることがある」と規定。衆院管理課も「家族の入居も議員本人の入居が前提」という。
都内に自宅など不動産資産と宿舎を持つ閣僚は村田防災相、中山文科相、村上行革相、大野防衛庁長官、伊藤金融相、小池環境相、細田官房長官。東京・五反田の仮公邸に住む小泉首相も宿舎がある。町村外相は自宅購入後に宿舎を退去、中川経産相や谷垣財務相ら東京選出以外で宿舎をもたない閣僚もいる。
村田防災相は港区のマンションが自宅で、青山宿舎に政策秘書の実姉が住む。事務所によると、別の秘書が退職した際、実姉が私設秘書となり、97年から住み始めた。
青山宿舎を借りたのは94年ごろで、事務所代わりや地元秘書の宿泊所にしていた。家賃は約2万円。実姉は「3親等以内ということで世話人会から承諾された。朝早くから夜遅くまでの激務で、多摩など郊外からは通勤できない」と説明するが、現在の世話人会は「3親等の決まりは聞いたことがない」という。
中山文科相は、妻の恭子・前内閣官房参与と新宿区のマンションに住む。千代田区の九段宿舎までは車で約10分。公設第1秘書は、文科相は主にマンションに住んでいるとしつつ「宿舎を利用する時もある」と説明。運転手が泊まるケースが多く、「一緒に泊まることがある」と話す。
文京区に自宅(約260平方メートル)がある村上行革相は九段宿舎も借りる。政策秘書は「両方住み、朝が早い時など使い分けている」。大野長官は世田谷区の自宅に家族が住む。九段宿舎については「公務で連絡が取りやすいよう議員が住んでいる」(事務所)。府中市に一戸建てを持つ伊藤金融相は、選挙区の区割り変更で調布市のビルに部屋も借りる。九段宿舎は「忙しい時に寝泊まりしている」。
小池環境相は高輪宿舎を借りる一方、品川区にマンションを所有。事務所は「宿舎で生活し、マンションは両親が住む」。細田長官は乃木坂の仮宿舎に住むが、世田谷区の家屋を長男らと共有で登記する。
小泉首相について、飯島勲首相秘書官は「ノーコメント」としている。
(10/30 08:12)
http://www.asahi.com/politics/update/1030/004.html