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(回答先: 情報紹介 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 10 月 24 日 02:35:23)
ぷち熟女様
情報ありがとうございます。
新聞記事やテレビ報道を見て、「薬」が薬でなかったんだなあということはそうなのかなあと思っていましたが、紹介されたサイトのようなジャミーラさん裁判運動があることはまったく知りませんでした。
たくさんあって、全部見てないですが、ジャミーラさん自身にいろいろとザル的な傾向が多いということはよく分かりましたが、他方でこのジャミーラさんを裁判で訴えられている方の原点がどこにあるかもよく分かりませんでした。
サイトを見る限り、イラク戦争への本当の怒りが原点にあるとは感じませんでした。
僕はイラク戦争反対という点でジャミーラさんに共感しましたが、募金運動には協力しませんでした。ジャミーラさんを訴えられている方は「イラク支援運動を金儲けの手段にしているジャミーラを許さない」というところが原点なのかなと思いましたが、もしそうだったとしても、彼女がやったことはイラク戦争に反対する運動の中で、大きな役割を果たしたことも事実だと思います。
問題はイラク戦争に賛成している日本政府にとって、格好の悪宣伝の口実を与えてしまったという点で断罪される点があるのかも知れませんが、警視庁はジャミーラさんが本当の支援をすべきだったという立場で逮捕したのではないということも確かだと思います。
逆にジャミーラさんのような普通の女性が(彼女は単なる料理研究家だったんですよね)イラク開戦に反対する先頭にいったん立ったような状況が、日本の現状だったということだと思います(イラクに頻繁に行く費用はどこから来ているのかなとは思いましたが)。彼女がフセイン政権に利用されていた傾向も誤った点だと思います。
事実関係をよく分かってないのであんまり断定的なことはいえませんが、それでも僕はジャミーラさんを逮捕する権利は、警視庁には全くないと思います。
少なくとも彼女はイラク戦争に反対であり、日本政府・警視庁はこれに参加し、反対者を弾圧する機関です。彼女を裁判に訴えている人がイラク戦争に反対(なのでしょうか?)しながら、彼女の逮捕に喜んでいるとしたら、本当の敵を見誤っているのではないかと思ってしまいます。
ジャミーラさんが見えなくなったのは、イラク戦争が始まってから、イラク戦争反対からイラクへの支援運動へと動かれはじめてからでした。そこでジャミーラさんの運動の先進性は失われてしまったと感じていました。しかしジャミーラさんの「過ち」を、権力と共有する感性を僕は断固として拒否したいと思っています。
あまりまとまりませんが、是非ご批判願います。