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(回答先: 「極東」超える米軍司令部 細田長官、受け入れに難色 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 21 日 21:11:32)
政府は21日、在日米軍の駐留目的を「日本と極東の安全」と定めた日米安保条約第6条(極東条項)と米軍再編問題との関係について「在日米軍の兵力構成見直しは安保条約および関連取り決めの枠内で行われることは当然であり、極東条項の見直しは考えていない」との統一見解をまとめた。細田博之官房長官が同日の記者会見で明らかにした。
中東への展開もあり得る米陸軍第1軍団司令部(米ワシントン州)のキャンプ座間(神奈川県)への移転構想に対して「極東条項に抵触する」との指摘があることから、統一見解によって在日米軍の再編協議と極東条項を切り離す狙いがあるとみられる。
政府は1960年に示した統一見解で、極東の範囲を韓国、台湾を含むフィリピン以北の日本周辺地域と定義するとともに、在日米軍の行動範囲については「攻撃、脅威の性質によって必ずしも極東の区域に局限されない」と規定した。
大野功統防衛庁長官は20日の参院予算委員会で、座間への移転構想に理解を示した。しかし、米側と合意に達していない段階での発言が政府内で問題視され、21日には60年見解が極東以外での在日米軍の行動を認めている点を強調したうえで「個別の施設、区域についていかなる決定も行われていない」と答弁を修正した。【平田崇浩】
毎日新聞 2004年10月21日 21時01分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041022k0000m010092000c.html