現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 331.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
自民、公明両党は21日、政治資金規正法改正案について、政党(支部を含む)と政党の政治資金団体を除く政治団体間の寄付に5千万円の上限を設けることで正式に合意した。迂回(うかい)献金の禁止と政治団体の寄付の銀行振り込み義務づけは、自民党が慎重姿勢を崩さず、法制化は見送られる見通しだ。与党は今国会に改正案を提出し成立を目指す。
自民党の安倍晋三幹事長代理、公明党の太田昭宏幹事長代行らが21日の会談で大筋合意した。安倍氏は記者団に「来週、与党協議を最終決着させ、改正案の今国会成立を目指す」と語った。
ただ、民主党は政治団体の寄付の上限を3千万円とし、迂回献金も禁止する内容の改正案を11月上旬に提出する予定。与党は「修正協議で合意するのは難しい」(国対幹部)とみており、与党単独で成立を図ることになりそうだ。
与党協議では、政治団体の献金の上限規制と政治資金の透明化が焦点だった。だが、透明化策として公明党が求めた銀行振り込みの法制化は「党の内規で対応できる」と自民党が反対し、見送られることになった。
迂回献金の禁止も自民党に異論が強く、この日の協議で意見を聴いた衆院法制局と法務省も「条文化は可能だが、実効性を確保することが難しく、効果には疑問がある」との考えを示したことから、盛り込まれないことになったという。「政治とカネ」が最大の焦点となっている国会乗り切りのため、法案の早期とりまとめを最優先した形だ。
(10/21 19:46)
http://www.asahi.com/politics/update/1021/004.html