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【セントルイス(米ミズーリ州)=永田和男】米民主党大統領候補のケリー上院議員は8日、ブッシュ大統領との討論会で、地球温暖化防止のための京都議定書について「欠陥がある」と述べた。現在の内容では批准はありえないとの立場を示したものだ。
一方でケリー氏はブッシュ政権について、「環境問題に関しては近代以降の歴史において最悪の政権の一つ」と批判。そのうえで「大統領は『京都議定書は死んだ』と宣言した。修正しようともしなかった。だが、私は修正を目指す」と述べた。修正交渉には応じる姿勢を示すことで、議定書を離脱したブッシュ政権との違いを強調する狙いとみられる。
ケリー政権が来年1月に発足した場合の対応が注目されるが、京都議定書はロシア政府の批准承認で来春にも発効する見通し。現実には議定書の修正は極めて困難とみられる。
一方、ブッシュ大統領は「京都議定書は米国の雇用を奪う。もっとましなやり方がある」と議定書復帰を改めて否定した。
(2004/10/10/00:15 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041009id27.htm