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(回答先: キャリア接待で裏金数百万 兵庫労働局、元上司が証言 [共同通信]【容疑者はC級戦犯と同じ:最高責任者は知らん顔かよ】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 09 日 02:59:43)
厚生労働省兵庫労働局の汚職事件に絡む裏金問題で、同労働局元主任の公共職業安定所雇用指導官、斎藤剛容疑者(43)(収賄容疑で逮捕)が、指名競争入札だけでなく、契約額の大きい一般競争入札でも〈架空入札〉をしていた疑いが強いことが8日、関係者の証言でわかった。
同労働局の一般競争入札は、契約内容を記した公告を庁舎掲示板に張り出すが、公告が出ていないことに気付いた職員が斎藤容疑者に尋ねたところ、「急いでいたから飛ばした」と答えていたという。同労働局は職員らから事情聴取を始めるなど内部調査に乗り出した。
同労働局によると、会計法上、事務用品の契約額が300万円以上の場合、一定の資格を持つ業者ならだれでも自由に参加できる一般競争入札を実施。300万円未満は、登録業者の中から、同労働局が参加業者を選定する指名競争入札を行うことになっている。
これまでの兵庫県警の調べなどによると、指名競争入札の際、斎藤容疑者は贈賄側の事務用品販売業、丸岡兼弘容疑者(42)(贈賄容疑で逮捕)をあらかじめ落札業者に決め、正規の入札で落札したよう工作していたことがわかっている。
ところが、一般競争入札でも、ある職員は「一般競争入札の物品購入契約の公告が、庁舎14階の掲示板に張り出されず、疑問に思って斎藤容疑者に尋ねると『急いでいたので飛ばした』と答えていた」と話す。
別の職員は「一般競争の架空入札は、労働局の前身・県労働部時代も行われていた」と証言。「斎藤容疑者は、その“慣習”に従って架空入札していたのではないか。公告すると、事情を知らない業者が入ってしまい、締め出すために掲示しなかった。だから参加者の顔ぶれは、普段から出入りする業者とほとんど一緒だった」とも話している。
同労働局幹部は「公告しなければ指名競争入札と同じ方法で架空入札はできるが……。調査を進め、(再発防止の)電子入札を年内には始めたい」と話している。
(2004/10/9/03:11 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041009ic02.htm