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生活苦で強盗行脚に出た20代大卒の実業家が生活苦に耐え切れず「このまま暮らすより監獄の方がまし」と警察に自首した。
ソウル中央警察署は8日、凶器を持参しマンション家庭に押し入りカネを強奪した容疑(強盗)でパク某(27)容疑者に対し拘束令状を申請した。
警察によれば朴容疑者は先月15日午前11時、ドアが開いていたソウル・汝矣島(ヨイド)のホン某(67)さんのマンションの一室に押し入り凶器で脅しながら金品を要求した容疑を持たれている。
調査結果、朴容疑者は最近食堂従業員の仕事を辞め、生計が苦しくなり自殺を決心し、マンション屋上に上り飛び降り自殺を試みようとしたが断念し、下りて来る途中に犯行に及んだことがわかった。
教師出身のホンさんはこの過程で朴容疑者にタバコを勧め、これに朴容疑者は泣きながら自身の苦境を話し、ホンさんから30万ウォンを受け取り立ち去った。
朴容疑者はしかし、このカネを使い果たし生活苦が続いた挙げ句「このまま暮らすより、一日3食くれる監獄の方がまし」と7日午前、警察に」自首するに至った。
前科4犯の朴容疑者は保証金50万ウォンに月家賃11万ウォンの部屋に住み、生活が苦しかったことがわかっている。
チョソン・ドットコム
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/08/20041008000039.html