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(回答先: 骨はめぐみさんと別人 DNA鑑定で判明 (共同通信) 投稿者 月読 日時 2004 年 12 月 08 日 17:35:29)
横田めぐみさん:
「遺骨」鑑定困難か 歯が残存なら可能性
日朝実務者協議で政府代表団が持ち帰った横田めぐみさん(行方不明時13歳)のものとされる「遺骨」。本来、骨は本人確認や死因などを突き止めるうえで重要な情報の宝庫だが、火葬により「鑑定は困難」との見方が強い。02年に松木薫さん(同26歳)として提供された「遺骨」は別人と判明し、北朝鮮の調査のずさんさを示す形となった。果たして今回は−−。【西脇真一】
北朝鮮側の説明では、横田さんは94年4月に「死亡」し土葬された。夫とされる人物が「身近に置きたい」と2年半後に掘り起こし、火葬した後に骨をつぼに入れ保管していたという。骨は、全身のものとしている。
法医学の専門家によると、土葬など通常の環境下の骨ならDNA鑑定で個人特定が可能だ。顔の骨や歯があれば生前の資料との比較で1日でも本人かどうか確認できる。骨折などの損傷で死因が分かる可能性もあり、骨髄を分析すれば薬物死かどうかも分かる。
火葬されると状況が一変する。DNA鑑定の権威である石山いく夫(いくお)・帝京大名誉教授は「DNAの型が熱で壊れてしまうので、骨が白っぽくなるほど焼かれると鑑定は無理だ」と指摘する。二度焼きされていた松木さんとされた「骨」は鑑定不能だった。また、火葬すれば骨に亀裂などが入り死因の推定も難しくなる。
問題となるのは、火葬の温度だ。日本ではダイオキシン対策により遺体を800度前後で焼くのが普通だ。最近になり火葬が奨励されている北朝鮮では、そこまでの高温で焼いているとは考えづらい。杏林大医学部の佐藤喜宣教授(法医学)は「低温なら歯の中心部の歯髄が残っている可能性がある。そこからDNAが検出できれば、3週間もあれば個人特定のための結果は出る」と話す。
歯が残っていれば、歯科治療などの資料からDNA鑑定しなくても、歯型などで本人の確認は可能だ。ただ、松木さんとされた遺骨に歯はなく、北朝鮮が故意に除いた可能性も否定できず、歯が含まれているかが大きなポイントになりそうだ。
また、通常は骨の表面などの状態を同様環境下でのデータと比較することで、死亡時期の推定も可能だ。しかし、今回のように焼かれた骨では、死亡時期の推定もできないとみられる。
横田さんの母早紀江さん(68)は「北朝鮮は、めぐみら8人が秘密を知っているため、『死亡』したと言わなければいけない。骨は出すが、調べても何も分からないよう工作していると思う」と話している。
毎日新聞 2004年11月18日 3時00分
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DNAは蛋白質ですから、火葬すれば分解しているはず。火葬でないなら、遺骨は大きな骨片であるはず。いったいどうなってるのでしょう?