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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000080-kyodo-soci
中山成彬文部科学相は7日の記者会見で、OECDの学習到達度調査の結果について「要するに勉強しなくなったんじゃないですか。低下傾向にあることをはっきり認識すべきだ」と述べ、世界トップレベルからの脱落を認めた。
さらに「もっと勉強しないと駄目だということを徹底しないといけない」と指摘。「日本が停滞している間に近隣諸国が追い上げてきて取り残されてしまう。東洋の老小国になってしまってはわれわれの子や孫たちに申し訳ない」と述べ、学力向上策に徹底的に取り組む姿勢を示した。
文科相は「『僕は勉強したいから塾に行きたい』と子どもの方から親にお願いするぐらいでないといけない」と持論を展開した。
(共同通信) - 12月7日12時19分更新
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勉強したいから塾に行きたい、ってやっぱり三浦朱門らと同じで私塾の回し者だろ
「科学的リテラシー」は前回同様2位で、今回から実施した「問題解決能力」は4位だった。文科省は今回の結果について「日本の学力は上位にある」としつつも、特に落ち込みの目立った「読解力」に対応するため「読解力向上プログラム」を来夏までに策定すると表明した。
読解力は、文章や図表を理解して利用し、熟考する能力と位置づけられ、設問は計28題。1位のフィンランドの平均点が543点で、日本は498点。前回に続いて参加した国の中では、前回に比べ最悪となる24点の減になった。習熟度レベルの高い(得点の高い)グループは前回並みだったものの、習熟度レベルの低いグループで落ち込みが大きく、学力格差が広がった形だ。
今回、数学は重点的に調べた分野で、85問を出題した。1位香港の550点に対して日本は534点(前回比23点減)だったが、同省は「誤差を考慮すると統計的には香港と差がない」と説明している。
テストにあわせて行ったアンケートの結果、数学について「授業が楽しみか」「内容に興味があるか」など関心を聞いた質問項目すべてで、日本の生徒は肯定的な答えがOECDの平均以下だった。「数学を日常生活にどう応用できるか考えている」と答えた生徒はわずか12.5%で、平均の53%にはるか及ばなかった。
また、授業以外の勉強時間は週平均6.5時間で、OECD平均の8.9時間を下回った。
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〈経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査〉 アジア・欧州・北米・中南米・オセアニアにまたがる加盟国を中心に、四つの非加盟国を含む32カ国が参加し、00年から始めた。2回目となる今回は、トルコなどが新たに加わった。知識量ではなく、将来、社会生活で直面する課題にその知識を活用する力があるかどうかをはかる。各分野の得点は、OECD加盟国の生徒の平均得点が500点になるよう換算してはじき出す。日本では、無作為に選ばれた約4700人が約2時間のペーパーテストを昨年7月に受けた。 (12/07 11:13)