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(回答先: 金正日体制、統制に緩み 情報流出 変化の兆し (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 10 月 07 日 08:33:44)
中国軍、北朝鮮国境に3万人 北も呼応?憶測呼ぶ
中国の人民解放軍が、十月初旬から北朝鮮との国境線である鴨緑江沿いに三万人以上の兵力を集結させていることが六日、明らかになった。日中関係筋が明らかにしたもので、日本政府も衛星写真などで確認している。
また、別の関係筋によると、北朝鮮軍も中国軍の動きに呼応する形で精鋭部隊を鴨緑江沿いに急派したとの情報もあり、中朝国境地帯では両軍の動きが活発化している。
今回の中国軍の動きに関し、日中関係筋は、「大規模訓練実施の前触れか、増加を続ける北朝鮮からの脱出者を国境線で食い止める対策の一環として配置した可能性が高い」としている。
一方で、北朝鮮の核問題を話し合う六カ国協議が、中国のたび重なる説得にもかかわらず、開催されないままになっているなど、中朝関係の冷却化が顕著なことから、(1)北朝鮮が弾道ミサイル発射や核実験に踏み切らないよう牽制(けんせい)(2)金正日総書記の後継者問題がこじれ、内戦状態に陥る場合などに備えた警戒−の可能性もあるとしている。
このため日本政府は、米国などからの情報も総合して慎重に事態の推移を見守る構えだ。中国は昨年九月、中朝国境地帯の警備任務を人民武装警察から正規軍に移管。中朝国境に近い中国東北部では、軍事演習や訓練を活発化させていた。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07iti003.htm