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(回答先: 連帯ユニオン支部委員長逮捕=生コン業者に協組加入迫る−街宣車で業務妨害・大阪(時事通信) 投稿者 へなちょこ 日時 2005 年 1 月 14 日 05:55:58)
生コン界のドン逮捕 労組関西支部委員長、加盟迫り実力行使
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000025-san-soci
セメント、生コン業界などの労働者でつくる全日本建設運輸連帯労組傘下の労組で、関西地区生コン支部(関生支部、大阪市西区)の委員長が協同組合に加盟するよう生コン業者を脅迫したなどとして、大阪府警警備部は十三日、強要未遂と威力業務妨害容疑で、同支部委員長の武建一容疑者(62)=大阪府池田市=ら執行委員四人を逮捕。武容疑者の自宅や関生支部事務所など三十数カ所の捜索に乗り出した。
武容疑者らは、協同組合非加盟の「アウト業者」に対する押し掛け行動や出荷阻止行動など、強引な手法で協同組合加盟を推し進めていたとされる。支部の資金数十億円を機関決定なしで知人の生コン会社に貸し付けて支部に損害を与えた疑いもあり、捜索は背任容疑でも行われた。
調べによると、武容疑者らは昨年十月、大阪市西淀川区の生コン業者に「大阪広域生コンクリート協同組合」に加盟するよう脅迫。組合員を動員し街宣車も押し掛けさせ、ミキサー車の進入を妨げて出荷妨害した疑い。調べに対し、四人全員が容疑を否認している。
生コン業界では、中小の生コンプラントが過剰に設立され、不況下で過当競争を繰り返して価格破壊が進んだため、倒産が相次いでいた。
これまでの調べで、武容疑者は、協同組合を通じた業界の秩序維持が不可欠と強調、安価で販売するアウト業者を協同組合に加盟させる「アウト対策」を推し進めていた。大手セメントメーカーからの仕入れ、ゼネコンなどへの販売を協同組合が一手に引き受ける構想を描いていたという。
しかし、押し掛け行動や出荷阻止などの実力行使に対し、生コン関連の他労組からも疑問視する声も上がっていたほか関生支部での組織運営についても批判派を排除するなどしていたとされる。
武容疑者は昭和四十年代から運輸一般傘下の労組役員として活動。闘争方法などをめぐり、上部組織と対立したため昭和五十九年に運輸一般から離脱。現在の関生支部を結成して以来、委員長を務めていた。
(産経新聞) - 1月13日15時36分更新