現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件15 > 802.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: <女子高生殺害>廃屋で絞殺、少年ら4人逮捕 千葉・茂原 (毎日新聞) 投稿者 こんなはずでは 日時 2004 年 12 月 23 日 23:31:20)
少年ら4人が女子高生を殺害した現 場付近を調べる警察官(23日午後4時 、東金市油井で、本社ヘリから) |
殺人、死体遺棄容疑で逮捕された同市下永吉、無職斎藤義仁容疑者(20)、いずれも同市内の県立高校一年男子生徒(16)、無職(16)、配管工(18)の少年三人の計四人は、路上強盗で襲った高中さんに、「顔を見られたから殺した」と供述。強盗の約二時間後には高中さんを殺害していたとみられる。
「友だちと遊びに行ってくるね」。高中さんは二十一日夜、母親にそう言って外出。帰宅途中だった二十二日未明、茂原駅前を同級生の女子生徒(17)と歩いていたところで、事件に巻き込まれた。
高中さんを見かけたという長生高校定時制一年の女子生徒(16)によると、事件直前の二十二日午前三時ごろ、高中さんは駅近くのカラオケ店で偶然、中学時代の後輩に会い、うれしそうに昔話に花を咲かせたという。その後、女子生徒がカラオケ店を出ると、高中さんと一緒にいた同級生が警官に付き添われていた。この同級生の話では、高中さんらは、駅南口の路地の角を曲がった際、男五人に後ろから目と鼻を手でふさがれて地面にうつぶせに倒された。同級生は怖くて動けなかったが、高中さんは「やめろ」と叫んで必死に抵抗している様子だったという。
女子高生が殺害された東金市油井の廃屋 のホテル(23日午後4時、本社ヘリから) |
高中さんの自宅周辺では衝撃が広がった。
高中さんの母親は「いつもと変わらぬ様子で出かけたのに」とだけ語った。
近所の女性は「『香織が肩や背中に湿布をはってくれた』とうれしそうに話す(高中さんの)祖母のことをよく覚えている。気持ちの優しい子だった」と目を真っ赤にしていた。
近所の女性会社員(28)は「こんなに静かなところで、なぜ……」と驚いた様子。高中さんを知る少年(18)によると、高中さんには交際している男性がいたといい、少年は「クリスマスにも予定が入っていただろうに……」と言葉を詰まらせた。
長生高校定時制の田辺伊兵衛教頭(50)によると、高中さんは落ち着いた生活態度で友人関係も良好。授業にもまじめに取り組み、生徒指導にかかわるような問題もなかったという。記者会見した田辺教頭は「とても残念。ご両親のことを思うと何と表現していいか分からない」とショックを隠しきれない様子で話した。
高中さんの両親から二十二日午後、「娘の行方が分からない」と連絡が入り、高中さんは同日午後五時半からの終業式にも欠席したため、同校は行方を捜していた。高中さんは二十一日夕方に登校し、掃除などを済ませ、午後七時ごろには帰宅したという。田辺教頭は「行方不明という知らせを受けた時にはまさかこんな結果になるとは想像もつかなかった」と話した。
関係者によると、逮捕された高校生らは、「カラーギャング」と呼ばれる不良グループの幹部メンバー。斎藤容疑者はその「後見人」的な存在で、暴力団とのかかわりもうわさされ、地元の若者の間で怖がられていたという。グループは同市内を中心に路上強盗や暴行、恐喝を繰り返していたとみられ、県警もマークしていた。
斎藤容疑者の自宅には日ごろから、大勢の若者が出入りしており、近所では「誰が何人住んでいるのかも分からない」と不審に思われていたという。
近所の主婦(55)は「斎藤容疑者の家族は昨年夏に越してきたが、制服姿の女子高生が昼間から出入りしたり、高級車やワゴン車が止まっていたりして不気味だった」と話していた。
2004年12月23日