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20日午前9時25分ごろ、東京都墨田区東向島4、総合病院「白鬚橋(しらひげばし)病院」東病棟3階の病室内で、入院患者の男が包丁を持って暴れ、同じ病室に入院していた男性患者2人と、看護助手の女性の胸や腹などを刺した。
患者2人は死亡、看護助手は意識不明の重体となっている。犯人の男は、病室内で自分の首に包丁を突きつけていたところを、駆けつけた警視庁向島署員に殺人未遂の現行犯で逮捕された。
逮捕されたのは、墨田区東向島2、無職浅見満容疑者(59)。
死亡したのは、脳こうそくなどで入院していた葛飾区新小岩4、無職日向野三郎さん(86)、墨田区堤通1、無職野中義頼さん(75)。重体の看護助手は、江東区亀戸3、森永晴美さん(41)。
警視庁捜査1課と同署の調べによると、浅見容疑者は、今年10月14日から同病院に入院していた。調べに対し、「肝臓がんと食道がん、C型肝炎を患っていた。助からない病気と思い、やけになっていた」などと供述しているという。
現場の病室は8人部屋で、事件当時、ほかの入院患者5人もいたが、けがはなかった。
同署員が駆けつけたとき、浅見容疑者は病室の窓際で自分の首に包丁を突きつけ、「死ぬ」などと話していたという。署員が、5人を病室の外に出したうえで、浅見容疑者を逮捕した。
同院は、東武伊勢崎線東向島駅の北西に約500メートルの隅田川沿いの住宅街の一角にあり、東京都東部地区の救急医療の拠点病院になっている。199床を備え、救急専門病床(ER)も8床ある。
(2004/12/20/12:53 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041220i104.htm