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警視庁捜査2課は6日、おれおれ詐欺の5グループ計14人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。医者の家族を狙ったグループからは、東大や東京医科大など14大学の医学部生の卒業者名簿などが押収された。
また、別のグループに息子の会社の倒産話で3800万円をだまし取られた被害者もおり、一度の被害額としては過去最高とみられる。
医者の家族から金をだまし取ったとして逮捕されたのは東京都大田区西嶺町、無職鈴木康大容疑者(25)ら2人。
調べによると、2人は今月2日、福島県内の医師宅に電話をかけ、医師の妻(56)に、弁護士事務所員を装って、「ご主人が薬を投与したら患者が亡くなってしまった。医師免許がはく奪されるかもしれないので示談金が必要」とうそを言うなどし、銀行口座に現金計500万円を振り込ませた疑い。
同日夜、新宿署員が新宿区内の路上で、車の中にいた2人に職務質問した際、後部座席から、東大のほか北里大、東海大、筑波大、千葉大の各医学部など計14大学の卒業者名簿のコピーのほか、「医療ミス請求マニュアル」と題した詐欺のマニュアルを発見。さらにプリペイド式携帯電話の発信記録から福島県内への通話を見つけ、犯行が発覚した。2人は容疑を否認しているという。
また、足立区東和2、指定暴力団山口組系組幹部で貸金業大島将憲容疑者(29)ら2人は、今年7月下旬ごろ、茨城県内に住む女性(44)から、弟の交通事故の示談金名目で現金計1400万円をだまし取った疑いで逮捕された。
大島容疑者らには二十数件約1億5000万円の余罪があるといい、中には70歳代の女性に、「このままだと息子さんの会社が倒産しそうだ」などとウソを言って、3800万円をだまし取ったケースもあるという。
(2004/12/6/22:05 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041206i214.htm