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http://www.asahi.com/national/update/1129/003.html
停車は１０分以内か、直前に送迎バス 奈良・誘拐殺害 （朝日新聞）
女児の遺体が発見された現場には花束などが供えられ、祈る人たちの姿が絶えない＝２９日午前、奈良県平群町で
奈良市の小学１年女児誘拐殺害事件で、女児が自宅近くの路上で午後２時前に連れ去られる約１０分前、別の学校の送迎バスがほぼ同じ場所に停車していたことが奈良県警捜査本部の調べでわかった。バスの運転手は「不審な車には気づかなかった」と証言しているという。このため県警は、誘拐犯が現場にいたのは、バスが出た直後の午後１時５０分から１０分以内だった可能性が高いとして、不審車の絞り込みを進めている。
調べでは、バスは毎週水曜日午後に付近を通っており、１７日は午後１時４５分から同５０分の間にバスを止め、生徒を降ろした。運転手によると、停車時間は１分以内で、現場付近に着いてから出発するまでの間、周囲で不審な車に気づかなかったという。
バスが止まったのは女児宅から約１００メートルの路上で、女児が車に乗り込んだのとほぼ同じ位置。近鉄富雄駅方面から東へ向かっており、女児を乗せた車が走り去ったのと同じ方向だった。
女児は１７日午後２時前、車に乗った男に声をかけられて助手席に乗り込むのを、近所の小学２年生２人が見ていた。２人は目撃後、午後２時に家に帰っており、女児が連れ去られたのは２時より数分前だったとみられている。また、２人は女児が通りかかる前から車が止まっていたと話している。
県警は、誘拐犯はバスが出た後に現場に着いた可能性が高いとみており、午後１時５０分ごろからの約１０分間を重視。運転手が「降りる生徒に注意を払っていた」と話しているのも考慮し、バス到着前の時間帯も含めて不審な車や男について聞き込みを進めている。
(11/29 06:17)
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http://www.asahi.com/national/update/1202/009.html
無言電話、ＪＲ駅の北５００メートル圏内 奈良女児殺害 （朝日新聞）
奈良市の小１女児誘拐殺害事件で、１１月１７日午後７時５５分に母親の携帯電話にかかった電話は、奈良県王寺町のＪＲ王寺駅の北側約５００メートル圏内から発信された可能性が高いことが分かった。奈良県警捜査本部は、周辺のマンションや商業施設などの聞き込みを強め、不審な車や人物の目撃情報を集めている。
午後７時５５分の電話は女児の携帯を使って母親あてにかかり、着信音２回で切れた。携帯からの発信電波を調べたところ、ＪＲ王寺駅のすぐ南側に設置されたアンテナでキャッチされたことがわかり、発信場所は王寺駅を中心に半径数キロの範囲とされていた。さらに、電波の受信状況などから絞り込んだところ、同駅北側で、アンテナと大和川にはさまれた約５００メートルの区域との見方が強まったという。
このため県警は、女児が自宅近くで乗り込んだとされる白か紺色の車や、不審人物が記録されている可能性があるとして、駅や駅前の商店街などの防犯カメラを調べている。また、誘拐犯の自宅や拠点がないか聞き込みをしている。
(12/02 06:02)
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http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200412/sha2004120301.html
女児少女狙う犯行各地で多発…犯人に多い４０ー５０代 （サンスポ）
奈良県の小１女児誘拐殺害事件で子供を持つ保護者らの不安が高まる中で、女児や少女らを狙った連れ去り・未遂や暴力事件などが各地で多発し、１、２日のわずか２日間に男児を含め１０件も発覚。いずれも犯人は男で、捕まった４人のうち２人は４０−５０代、逃げた男も４０−５０代が多い。専門家は、この年代はストレスがたまりやすく、はけ口として女児を狙う犯行が多いと指摘する。〔写真：誘拐殺害された女児が通っていた奈良市立富雄北小では子供たちがボランティアや教師らに見守られて登校している＝２日午前〕
◇
和歌山市では１日午後５時ごろ、スーパー駐車場で女子高生（１７）が中年男の車に無理やり乗せられて連れ去られた。３０分後、数キロ走ったところで女子高生はすきを見て逃げ出し、覚えていたナンバーから２日未明、和歌山北署が未成年者誘拐容疑などで同市西庄の電気工事業、西嶋一容疑者（４６）を逮捕。「借金が数百万あり、家族に金を要求するつもりだった」と供述している。
同市では同時刻ごろ、４５−５０歳の男が別の女子高生（１７）に「モデルにならないか」と声をかけ、腕をつかんで無理やり車に乗せて連れ去ったが、自力で脱出して１１０番通報。同署で男の行方を追っている。
大阪市此花区の路上では同日午後４時すぎ、信号待ちの小１女児（６つ）が男に大声で「さらうぞ」と脅され、自宅に逃げ帰って父親が１１０番。まもなく此花署員が脅迫容疑で同区伝法、自称タクシー運転手、仲島和彦容疑者（５８）を逮捕した。酒に酔っていた。
同５時すぎには、阪南市石田の路上で、４０歳ぐらいの男が軽乗用車で自転車の小４女児（１０）に近づき、運転席から腕をつかんで連れ込もうとした。女児は振り払って逃げ、男は逃走した。
岩手県紫波町では同日午前８時ごろ、ワゴン車の４０歳くらいの男が、自転車で登校中の女子中生の腕をつかんだが、振り払って校内に逃げ込み無事だった。
また２日には兵庫県伊丹市の市道で３０−４０代の男が女子中生（１２）の首を自転車で追い越しざまに殴って逃走。埼玉県上尾市では午後６時すぎ、塗装工（２２）が女子高生に切りつけ左腕に２週間のけがを負わせ傷害容疑で逮捕。「いたずらしようと思った」などと供述している。
また広島市佐伯区では先月２９日、２０−３０代の男が市道で小１と小２の女児３人に「こっち来て」などと声をかけたが、逃げて無事だった。
★誘拐事件で事件増加
警察庁によると、略取誘拐事件に占める女児や少女の被害は年々増加。６−１９歳の女児や少女の被害は平成１３年に１２７人で全体の５９％だったが、１４年には１６４人で６５％、１５年は１６９人で６９％となった。男児も含む１５歳以下の子供の略取誘拐の手口は「だまされるなどして付いて行く」が最多で、次いで「いきなり引きずり込まれる」。犯人の年代は２０代男が最多だが、３０代男、４０代男が続く。犯行動機は「わいせつ」が断然多い。このため同庁は昨年、こうした子供の略取誘拐を防ぐための通達を各都道府県警に出した。
?犯罪心理学に詳しい六甲カウンセリング研究所（兵庫県西宮市）の井上敏明所長（６９） 「男性はストレスがたまると攻撃欲求と性的欲求が高まる。とくに４０−５０代男性は仕事や家庭のことでストレスがたまりやすい。自己コントロールできない男性は、そのはけ口の標的として自分より弱く、性的支配しやすい女児に目を向けやすい。また教師などが女子生徒などにいたずらする事件が多発しているが、"モラルの象徴"の人たちが性に絡んだ罪を犯すことで、攻撃と性の欲求が高まった人たちを刺激していることも背景にあると考えられる」
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http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2004120301000078&genre=national
２日徹夜、支援も全力／誘拐殺人遺族に奈良県警（秋田魁新報）
小学１年の有山楓ちゃん（７）が誘拐、殺害された事件の捜査に懸命の奈良県警は、発生直後から悲しみに暮れる遺族の担当者を置き、サポートにも全力を挙げている。最も強く要望しているのはマスコミ対策という。
「（１１月１８日午前零時すぎに）遺体が見つかり、その夜のうちにご家族に会った。担当者は２晩徹夜し、付き添って要望などを聞いた」と県警幹部。「一度人間関係をつくった以上、替えるわけにいかない」と、複数の同じ担当者が今も接触を続けている。
奈良県警は警務部県民サービス課の被害者対策室を中心に被害者の支援を展開し、専門研修を受けた警察署員らを「支援要員」に指定。捜査員とは別に、事件のショックで日常生活にも困る遺族を援助し、対外的なやりとりの橋渡しもする。
今回の事件の遺族はメールで送付された写真の内容や遺体の状況が報道されるたび、大きな痛みを感じ、対策を求めている。
（2004/12/03 06:30）
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http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2004120301002488&genre=national
１時間後、公園連れ込む？／誘拐殺人、足取り捜査（秋田魁新報）
奈良市の小学１年有山楓ちゃん（７つ）が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親（２８）が携帯電話の衛星利用測位システム（ＧＰＳ）で娘の携帯の所在地を確認したのは、連れ去られるのを目撃された約１時間後だったことが３日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
ＧＰＳは自宅近くの児童公園を示したことが既に判明しており、捜査本部は犯人が一時児童公園に連れ込んだ疑いもあるとみて、周辺の検問や聞き込みを続けている。
調べなどによると、母親は事件当日の１１月１７日午後１時４０分ごろ、携帯で下校中の娘と話し、いったん帰宅後、母親がバレーボールの練習をしている学校で落ち合う約束をした。
その直後、連れ去られるのを同じ小学校の児童２人が目撃した。
（2004/12/03 18:04）
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http://www.mainichi-msn.co.jp/it/mobile/news/20041203org00m300123000c.html
大阪府：メールで不審者情報、保護者の携帯へ一斉送信 07年度目標（毎日新聞）
大阪府は、一部の自治体などが導入している携帯電話メールによる保護者への不審者情報の緊急配信システムを、07年度までに府内全域で展開する構想をまとめた。奈良市で小1女児が誘拐、殺害された事件の後、府内でも子どもの連れ去り未遂事件が相次いでおり、府は「多くの保護者が奈良の事件を身近に感じている」と判断。配信システムを普及させるため、運用に乗り出す市町村に補助金を交付するなどの案を検討している。
携帯電話での不審者情報配信システムは現在、府内5市で導入されている。大阪教育大付属池田小学校の乱入殺傷事件をきっかけに池田市が今年から運用を開始した「ANSIN（安心）メール」や、門真市PTA協議会が中心になって03年から始めた「セーフティ・ネットワークシステム」などだ。保護者にメールアドレスなどを登録してもらい、連れ去り未遂事件などの発生場所や容疑者についての情報を一斉配信する仕組み。子どもの事件・事故を目撃した保護者からも配信できる双方向システムを採用しているところが多い。
池田市で今年7月、下校途中の女子児童が連れ去られそうになった未成年者誘拐未遂事件では、目撃された車の特徴などの情報をメールで発信。容疑者の早期逮捕につながった。
不審者情報は従来、学校が子どもに注意を促すプリントを渡し、家に持ち帰る方法が一般的だったが、府は「2次被害を食い止めるためには、素早く情報を伝える必要がある。プリントを持ち帰る方法では遅れる」としている。太田房江知事も「子どもの安全を脅かす事件が相次いでいる。あらゆる方法を活用して安全を守る態勢を作りたい」と配信システム普及に意欲的な姿勢を示している。
府警生活安全総務課によると、府内では、奈良市の誘拐、殺害事件で女児の遺体が見つかった11月18日から今月2日にかけ、不審者が児童や生徒に声をかけたり、連れ去ろうとした事件が計59件発生している。（Mainichi Shimbun）
2004年12月3日
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http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-041203-0015.html
奈良・王子町で男が小５女子児童に声掛け（日刊スポーツ）
奈良県王寺町で１日、帰宅途中の小学５年の女子児童が、男から「お父さんが会社で倒れたから一緒に行こう」と声を掛けられていたことが３日、分かった。女児は「いいです」と断り、走って逃げたという。
王寺町教育委員会によると、男は４０歳ぐらいで黒のズボン姿。徒歩で近づき声を掛けたという。奈良市の小１女児誘拐殺人事件では王寺町を含む周囲数キロに犯人の自宅か拠点があるとみられ、奈良西署捜査本部は王寺町のケースも関連を慎重に調べている。
誘拐殺人事件を受けて奈良県教委は、児童の安全確保のため、県内の市町村教委などから寄せられた不審者情報を３日午前から県教委のホームページで公開。目撃時間と場所、服装や状況などを掲載し毎日更新する。
今回の王寺町のケースもいったん掲載されたが、同町教委が「公開で犯人や模倣犯を刺激する恐れがある」と拒み３日夕、削除された。（共同）
［2004/12/3/22:55］
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http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-041204-0015.html
奈良誘拐殺人の学校、集団下校表示板設置（日刊スポーツ）
奈良市で誘拐、殺害された小学１年の有山楓ちゃん（７）が通っていた市立富雄北小は４日までに、来週から始める集団登下校の集合場所を示す表示板の設置を始めた。
表示板は「富雄北小学校集合場所（ターミナル）」と書かれ、４４カ所の集合場所ごとに番号も付けてある。同市教育委員会によると、表示板は学校側が準備し自治会単位に配布して張り出した。
同小児童は６日以降、朝は保護者らに付き添われてターミナルまで行き、その後集団で登校。下校時は保護者がターミナルまで迎えに行く。
［2004/12/4/13:49］
写真＝不審者に気を付けるよう呼び掛けるビラ（右下）の横に張られた集団登下校用の集合場所表示板（共同）
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http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20041204032.html
ＧＰＳ知り電源切る？小１女児誘拐殺人 （スポニチ）
奈良市の小学一年有山楓ちゃん（７）が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、被害者が持っていた衛星利用測位システム（ＧＰＳ）機能付き携帯電話は、位置検索を受けると、音や光の表示が出る機種だったことが４日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
連れ去られるのを目撃された約１時間後の母親（２８）による位置検索以降、携帯はつながらず、捜査本部は犯人が検索を受けたことに気づき、携帯の電源を切った可能性があるとみている。
調べなどによると、被害者の携帯が検索を受けた際、通常は「ピロローン」という音が出る。バイブモードにしたり、音や振動を消したりすることができるが、小さなランプは点灯する。
被害者は普段の登下校時と同じように携帯を首から下げていた可能性が高く、犯人は音やランプに気付きやすかったとみられる。
連れ去りの目撃は11月17日午後２時前。母親が同３時前後、ＧＰＳで携帯の所在地を検索したところ、自宅裏の児童公園を示したため、公園周辺を捜したが、娘も携帯も見つからなかった。
母親は検索後、何度も娘の携帯にかけたが、電源が切られたとみられる状態となり、同８時前後の“ワン切り”や写真付きメールの受信まで、位置検索もできなかった。
ＧＰＳは屋外では誤差５―10メートル程度だが、屋内や車内では数10―100メートル。捜査本部は午後３時前後に犯人と被害者は公園にいたか、少し離れた車内などにいた疑いもあるとみて調べている。
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。