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(回答先: 奈良女児誘拐殺人:「眼鏡の男」が連れ去りと特定 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 30 日 16:25:22)
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯行当日、下校後間もなく運動場に引き返し、その後も通学路を離れ近道をするなど楓ちゃんが犯行に巻き込まれるまでの行動が三十日までにほぼ解明された。一日で事件発生から丸二週間。犯人は猟奇的であり、再犯防止のうえでも一刻の猶予もない。奈良西署捜査本部は犯人逮捕に向け、全力をあげている。
≪運動場に引き返す≫
楓ちゃんは犯行当日の十七日午後一時ごろ、友人二人と一緒に小学校を出て南方向に歩いた。
この日はたまたま保護者懇談会があったため、下校時間が普段より早かった。しかし、すぐに二人から離れ、学童保育の児童らがいた運動場に引き返し、ブランコに向かった。数分後、再び運動場を後にして、通学路の商店街を一人で帰った。
近鉄富雄駅近くのパン屋前で着ていたデニム地ジャンパーをランドセルの中に入れた。
その後、自宅近くまで約一キロ続く東西の大通り沿いの通学路を歩かず、同駅南側から住宅地の中を通る細い道を歩いて下校。大通りに出たのは自宅の約三百メートル手前だった。時間は午後二時前。そこからわずか七十−八十メートルの間に連れ去られた。
≪事件前に友人けが≫
楓ちゃんには普段、自宅のすぐ近くまで一緒に帰る同級生がいた。
しかし、事件の二、三日前に同級生が足をけがし、親が車で送り迎えするようになった。そのため、一人で下校するようになっていた。
連れ去られるのを目撃した複数の児童によると、十七日午後二時前、路肩に止まっていた車の男と二、三の言葉を交わした後、助手席に自分から乗り込んだ。自宅までは二百メートルほど。この際、犯人の男は一度も車から降りていなかったという。
犯行直前の午後一時四十分ごろ、下校途中、携帯電話に母親から電話があり、いったん帰宅した後、母親が参加するバレーボールの練習を見に行くと約束していた。
≪なぜ車に乗った?≫
「私の知る楓は知らない人の車には乗らない」。親族は断言した。
「しっかりした子で、知らない大人に声を掛けられてついていくような子ではなく、きちんと分別もある大人びた子だった」。楓ちゃんをよく知る女性もいう。
しかし、奈良県警の幹部は「親がけがをしたなどといわれると子供なので車に乗ってしまうことも考えられる」という。
犯人の男と顔見知りか、もしくは、過去に何らかの接点があり、通学路で待ち伏せをしていたのか。それとも、普段と異なる事柄がたまたま重なり、最悪のタイミングで犯行に巻き込まれたのか。
捜査本部は、見つかっていないランドセルや携帯電話などを捜索するとともに、犯人逮捕に向け捜査を続けている。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/01nat002.htm