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(回答先: 情報公開請求の女性記者宅へ、区役所課長らが面会要求 [読売新聞]【「空残業」で大阪市阿倍野区役所税務課職員】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 25 日 02:52:04)
厚生労働省の出先機関の京都労働局と東京労働局の管内で01〜03年、公共職業安定所や労働基準監督署の職員が、求職活動や労働基準法の手続きに訪れた女性に対し、ホテルに誘うなどのセクハラ行為をして停職処分や訓告を受けていたことが24日、朝日新聞の情報公開請求で開示された厚労省や各労働局の内部文書で明らかになった。
労働局をめぐっては、広島、兵庫で不正経理による裏金作りが発覚し、職員が詐欺容疑で逮捕されるなど不祥事が相次いでいる。
処分は、交通違反や物損事故などに対する厳重注意など軽微なものも含め、40都道府県にある労働局で計99件あった。
京都労働局(京都市中京区)の管内にある公共職業安定所では02年、窓口担当の職員が、求職者の女性と一緒に会社訪問した帰りに、「一緒にホテルに行こう」「2人きりになろう」と誘った。
同局が女性側からの抗議を受けて調べたところ、職員は声をかけたことを認め、「ホテルに求職活動に行こう、という趣旨だった」と釈明。同局は「不謹慎な発言で公務員にあるまじき行為」として、職員を停職12カ月の懲戒処分、職安所長ら上司2人を厳重注意とした。
同局管内の別の職安でも03年、窓口担当の職員が、求職者の女性が求職申込書に記入した携帯電話の番号に電話をかけて「カラオケに行こう」と誘った。この職員は他にも2人の求職者に同様に電話をかけてカラオケに誘っていた。同局は「職務で知った情報をプライベートに利用した」として、職員を訓告、職安所長ら上司2人を厳重注意とした。
東京労働局(東京都文京区)の管内では01年、労基署の係長が勤務中、同署で手続きをしていた女性を呼び出し、庁舎外の喫茶店に連れ出した。係長は女性のほおを指で触り、「今度デートしよう」などと発言。その後も女性の携帯電話に職場から電話をかけたという。
同局は「セクハラに該当する行為で、労働基準行政の信用を著しく失墜させた」として、係長を停職1カ月の懲戒処分、上司ら4人を厳重注意とした。
このほか、熊本労働局管内の労基署では02年、職員が、庁舎内にある女性更衣室で関連団体に勤める女性をデジタルカメラで盗撮したなどとして停職1カ月になった。福岡労働局でも02年、職員親睦(しんぼく)会の旅行で酔っ払った職員が半裸になり、女性職員の体を触ったり追い回したりして訓告を受けた。
ほかの主な処分は、必要書類の偽造や通勤手当の不適正受給、事務処理の怠慢など職務に直接関連する問題が9件▽痴漢やのぞき、盗撮などのわいせつ事案6件▽酒気帯び運転5件▽接待など利害関係者との不適切な関係4件▽無免許運転3件――などだった。
(11/25 08:50)
http://www.asahi.com/national/update/1125/009.html