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24日午前3時15分ごろ、水戸市内の民家から、「両親を殺した」と110番通報があった。水戸署員が駆けつけると、市立中学教諭(51)と、妻の元小学教諭(48)の2人が頭から血を流して死亡していた。長男の無職少年(19)が容疑を認めたため、同署は殺人の疑いで緊急逮捕した。
少年は「両親や祖父から、『習いものをしろ、何をやっているんだ』などと度々言われ、皆殺しにしてやろうと思い、衝動的に殺した」と供述している。
調べによると、少年は同日午前零時ごろ、2階で寝ていた両親の頭部を鉄アレイ(重さ約4キロ)で殴って殺害した疑い。
少年は昨年3月に市内の私立高校を卒業、体調を崩して大学進学をあきらめた。東京都内の専門学校に進むことになっていたが、通わなかったとう。
少年は、両親と祖父(76)、妹(16)との5人暮らし。「両親を殺した後に力がうせ、(祖父と妹の殺害は)思いとどまった」と話しているという。
祖父は1階で就寝中、妹は1階でテレビを見ていて犯行に気づかなかったらしい。少年は犯行後、「2階に行くな」と妹に言って一緒に居間で過ごし、自分で約3時間後に110番するまでに、近くのコンビニに買い物にも出かけていた。
父親は社会科の教師で、昨年度は教務主任を務めるなどして生徒や保護者の信頼が厚かったという。勤務先の校長は「学校運営の中核を担っていた。非常に残念だ。信じられない」と話している。
(2004/11/24/12:29 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041124it02.htm