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2、30歳代の女性のうち、電車内で痴漢に遭った経験のある人は約64%に上ることが22日、東京都のアンケート調査で分かった。
被害時の対応は「しばらく我慢し、逃げた」ケースが最も多く、対策として男女の区分乗車を求める声が多数を占めた。不特定多数の女性を対象にした痴漢被害の実態調査は極めて珍しく、都は「多くの被害者が泣き寝入りしている現状が明らかになった」とし、来春、鉄道会社と共同で痴漢対策の統一キャンペーンに乗り出す方針を決めた。
アンケート結果は、この日、鉄道各社や都、警察の関係者でつくる「駅構内・電車内における反社会的行為の防止に関する協議会」の席上で示された。協議会は都の治安対策の一環として今年7月に発足。まずは被害者の声を聞こうと、11月初旬、JR新橋、新宿駅などで2、30代の女性632人に聞き取りを行った。
このうち駅構内か電車内で痴漢に遭った経験があると答えた403人(回答者の63・8%)の中で、最近1年以内に被害に遭った人は154人に上った。被害回数は3―5回が172人で最も多く、6―10回も80人、11回以上も49人いた。
被害の時間帯(複数回答可)としては、「朝のラッシュ時」(300件)、「夕方のラッシュ時」(112件)、「深夜」(56件)などが多かった。
痴漢に遭った際の行動(複数回答)では、「しばらく我慢し、隙を見て犯人から逃げた」が208件で、「痴漢行為をやめさせるための行動をした」の160件を上回った。一方で「周囲の乗客が助けてくれた」ケースは16件にとどまり、「何もできず我慢した」も88件あった。また、「痴漢行為をやめさせるための行動」の内訳は、「カバンなどで防御」60件、「口頭で抗議」と「犯人をつねる、たたくなど反撃」が各55件だった。
痴漢被害を防止するためのアイデアや要望を聞いたところ、男女の区分乗車が241件とトップ。また、処罰の厳格化を求める声も73件あった。
この日の協議会では、被害者支援都民センターから参加しているメンバーが、「女性専用か女性優先の車両を検討してほしい」と鉄道会社側に要望。都幹部からは「痴漢被害者を助けるネットワークを作れないか」との提案が出され、鉄道各社は来年初めにも開かれる次回会合で、統一キャンペーンの内容や対策などを持ち寄ることになった。
都の竹花豊・副知事は「痴漢の被害者は毎日、不安な気持ちで通勤しており、早急な対策が必要」と指摘している。
(2004/11/22/21:14 読売新聞 無断転載禁止
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041122i212.htm