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(回答先: 【詳しい記事】小1女児、誘拐され殺害 「娘はもらった」母親の携帯に写真メール(産経新聞) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 11 月 18 日 16:12:05)
下校時何が起きた 女児誘拐・殺害
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学校を出た後、行方が分からなくなった奈良市の小学校1年生、有山楓(かえで)さん(7)が18日未明、自宅から約6キロ離れた道路脇の側溝で見つかった。懸命の捜索もむなしく、変わり果てた姿だった。その4時間前、母親の携帯電話に1通のメールが着信していた。「娘はもらった」。楓さんの写真も送られていた。「人見知りしない明るい子に何があったのか」「いったい誰がこんなことを」−−。むごい結果に、地域や学校は怒りと悲しみに包まれた。
「人見知りしない、明るい子だった」。楓さんを知る人たちは口をそろえた。
近所の主婦は自宅前で父の茂樹さん(30)と自転車に乗る練習をしたり、縄跳びをしたりして遊んでいる様子をよく見かけた。「(縄跳びで)10回跳ぶから見て、見て」と声をかけられた。失敗しても「もう1回」とあきらめずに続けて成功した。「上手にできるね」とほめると、笑顔で「うん」と答えたという。
近所の男性も「明るくて人なつっこい。『どこに出かけるの?』『何をしていたの?』などと話しかけてくる子だった」と振り返る。近くの女性(43)によると、動物好きで、女性の家の飼い犬ともよく遊んだ。犬に毎朝「おはよう」と声をかけて登校していたという。
最近、自転車に乗れるようになったことが楽しくてたまらない様子だった。いつも白と黄の自転車を乗り回していた。七五三を祝ったばかりだったという。
母の江利さん(28)はママさんバレーをしており、17日も授業の終わった楓さんの携帯に電話して富雄北小での練習を見に来るよう誘った。「自転車を取りに帰りたい」。そう答えた楓さんの返事が、母子の最後の会話になった。
近所の人やバレー仲間は17日夕、江利さんから「子どもが迷子になった」と知らされ、近くの公園などを捜して回った。ある男性(30)は18日午前0時近くまで自転車を走らせた。「どういう理由でこんなことに。早く犯人を捕まえて欲しい」。同級生の娘が一緒に登校していた女性は「活発で元気な子だった。心配で一睡もできなかった」と号泣した。
楓さんの自宅のある奈良市学園大和町6丁目周辺は、マンションや住宅の建設が進む新興住宅街。楓さん一家は5、6年前に引っ越してきたという。
楓さんと同級生の息子がいる女性の話では、近くで不審者が出たことがあり、児童らは登下校の際、人通りが多い道を通るよう学校から指導されていた。通学路沿いは公園があるなど静かで夜は人通りが絶える。周辺では一昨年から昨年にかけて放火や空き巣も続き、住民が見回りをしていた。近くの男性は「住民の治安に関する意識が高まっていたのにショックだ。力のない子どもを狙うのは許せない」と憤った。
■「紺色の車、30歳ぐらい」
楓さんの自宅近くに住む同小2年の女児が、17日午後2時前に楓さんが自宅そばの大通りで車に乗り込むところを目撃していた。女児の母親によると、女児は「先に歩いていた楓さんが紺色の車に乗った30歳ぐらいのおじさんに声を掛けられ、そのまま助手席に乗り込んだ。車は発進して、後ろからは2人が会話をしているように見えた。男は見たことがない人だった」と話したという。無理やり引き込まれる感じではなかったという。
(2004/11/18)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200411180037.html