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(回答先: 「男に車に乗せられた」同じ小学校の女児が目撃(ABC WEBNEWS) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 11 月 18 日 13:40:36)
春から付近で不審者目撃…奈良の女児殺害
「娘はもらった」――。奈良市立富雄北小1年の有山楓(かえで)ちゃん(7)が殺害され、遺体で見つかった事件。犯人が送りつけたとみられる冷酷な携帯メールが、両親を恐怖のどん底に陥れた。
娘との連絡が途絶え、無事を祈り続けた両親。だが、母江利さん(28)が携帯電話で会話を交わしてから約10時間半後、楓ちゃんは変わり果てた姿で見つかった。自宅近くではこの春ごろから不審者の目撃情報があり、地域住民が警戒を強めていたところだった。「助けることはできなかったのか」。家族も、学校も、地域も悲しみに暮れた。
17日午後8時4分。警察官と一緒に楓ちゃんを探す江利さんの携帯電話に楓ちゃんの携帯からメールが届いた。液晶画面に浮かび上がったのは「娘はもらった」の6文字。
その約6時間前、その江利さんの携帯にはいつもの元気な楓ちゃんの声が響いていた。楓ちゃんは午後1時ごろ、富雄北小から下校。1時40分に携帯で江利さんと話をしていた。
「今、どこ? (ママさん)バレーやけど、どうする? 自転車で行く?」。江利さんの問いかけに、楓ちゃんは「学校の近所にいる。自転車をとりに帰る」と答えていた。
江利さんは帰宅したが、楓ちゃんの自転車は家に残ったまま。不安を募らせた江利さんは午後2時30分ごろから、携帯電話を何度もかけたが、「圏外」でつながらなかった。楓ちゃんの「ただいま」の声は自宅に響かなかった。
父茂樹さん(30)は家族からの連絡で大阪府東大阪市内の勤務先から帰宅、捜索に加わった。そして最後の会話から約10時間半後、奈良西署で楓ちゃんと対面した江利さんは激しく取り乱し、憔悴(しょうすい)しきっていた。
富雄北小からの下校ルートは、人通りの多い近鉄富雄駅前の商店街を抜け、自宅のある閑静な住宅地に向かう。子どもだと約30分の道のり。小高い丘の上に建つ楓ちゃんの自宅周辺は、平日の昼間でも人通りが少ないという。
楓ちゃんの遺体が発見された現場は住宅造成地で、周りには田んぼが広がる閑静な所。遺体が見つかった側溝の付近は、昼夜とも人通りは少なく、ふだんは犬を散歩させる近くの住民が通るくらいだという。
近くに住む会社員男性(34)は「午前1時ごろに突然、警察官が『見つかった、見つかった』と騒ぎ出した。こんな平和な町でなぜ」と驚いていた。
有山さんの自宅近くの人の話では今年春ごろ、子ども連れの母親を突然、後ろから突き飛ばす中年の男が、たびたび目撃されているという。富雄北小では昨年、地元自治会や商店街が寄付金を募り、通用門前に、不審な侵入者を見張るための詰め所を設置したばかりで、地域のボランティアが交代で監視していた。
同小の楳田勝也校長(59)は緊急保護者会と児童集会後、記者会見した。17日は保護者との個人懇談会で授業は午前中で終わり、児童は午後1時から1時半までの間に下校した。楓ちゃんは1人で下校したとみられるという。
(読売新聞) - 11月18日12時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000003-yom-soci