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(回答先: 北村容疑者逃走:福岡県警大牟田署長が会見で陳謝 [毎日新聞]【警官3人が鉄格子に閉じ込められて逃走される大失態=腐れ縁! 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 14 日 00:13:11)
13日午後5時40分ごろ、福岡県久留米市篠山町の福岡地検久留米支部から、同県大牟田市で起きた連続4人殺害事件の取り調べのため護送されていた同市の無職、北村孝容疑者(23)=強盗殺人容疑で再逮捕=が逃走した。福岡県警は緊急配備し、久留米市内でタクシーに乗り込み、南に向かったことが判明したため熊本県警にも手配。午後8時55分、約30キロ離れた同県荒尾市内で身柄を確保した。
事件では、孝容疑者の父で暴力団幹部の実雄容疑者(60)が9月に大牟田署内で拳銃自殺を図っており、捜査当局のミスが重なる形になった。
孝容疑者は午前10時から検事の取り調べを受け、当時は3階の同行室(休憩室)で、3人の警察官が監視を受けて夕食中だった。このため、両手錠をはずされていた。
同室は、ドアが閉まると中からは開けられないオートロックだが、警察官は鍵を受け取っていなかったため半ドアの状態に。孝容疑者が室外に飛び出してドアを閉めたため、警察官は閉じこめられた。県警によると、この部屋には警察官は入らず、中が監視できるところにいることになっており、同室の外にあるもう一つのドアも施錠されてなかった。
孝容疑者は久留米市内でタクシーに乗り、午後7時から8時すぎにかけて、運転手の携帯電話から、3回にわたって実雄容疑者の仲間の暴力団幹部に電話を入れたという。タクシーはその後南へ向かい、孝容疑者は、大牟田市の南に隣接する荒尾市の駐車場で、タクシーに乗っているところを確保された。抵抗はしなかった。男性運転手(62)にけがはなかった。
移送時の警察官の監視については「被留置者管理規程」が、1人につき警察官2人以上をあてるとしている。今回は、孝容疑者が大柄であることも考慮して、3人の警察官をつけていた。
また、同支部は建て替えのために、隣接する福岡地裁久留米支部の敷地内に仮庁舎を建て、8日に移転が終わったばかりだった。
馬場浩一・同支部長は会見で、検事の取り調べの中断中のことで、警察の管理下だったことに触れながらも「庁舎内でこのような事態が発生し、誠に遺憾」と述べた。
また、中村隆一・大牟田署長は、同日深夜会見し「県民に多大な迷惑をおかけし、深くおわびいたします」と陳謝した。
毎日新聞 2004年11月14日 0時41分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041114k0000m040110000c.html