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BSE(牛海綿状脳症)対策の国産牛肉買い上げ事業を巡る食肉卸売り「フジチク」(名古屋市)グループの牛肉偽装疑惑で、グループ会長(62)が名古屋地検特捜部などの事情聴取に対し、不正な買い上げ申請への関与を認める供述を始めていることが6日、分かった。特捜部などは、グループ会長や系列会社幹部ら7人を補助金適正化法違反容疑で取り調べ、容疑が固まり次第、逮捕する模様だ。
これまでの事情聴取に対し、複数のグループ会社幹部が、輸入肉を国産肉に偽装したことや、架空の買い上げ申請が行われていたことを認め、一部はグループ会長の指示だったと供述しているとされる。会長も最近になって、関与を認め始めたという。
関係者によると、フジチクグループは01年10月、ハンナングループから融通を受けた対象外の輸入肉約200トンを系列会社工場で箱を詰め替えて国産肉に偽装し、買い上げ申請した疑いが持たれている。
フジチクグループ内部などから集めた輸入肉を偽装して申請したり、休眠会社の名義を使って架空申請していた疑いも浮上している。
特捜部などはまず、国産牛肉買い上げ事業のうち、全頭検査前に解体された国産肉を市場から隔離するため実施した保管事業について、不正に助成金を受け取った疑いで立件する模様だ。今後、隔離した牛肉を焼却するための処分事業費の受給に関しても捜査するとみられる。
フジチクグループの申請窓口で、グループ会長が代表理事を務める愛知県同和食肉事業協同組合(愛同食)は01年10〜12月、1246トンの牛肉の買い上げ申請を行い、保管事業で5億4000万円、処分事業で18億4000万円の助成金を受け取った。
毎日新聞 2004年11月7日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041107ddm041040108000c.html
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http://www.asyura2.com/0411/nihon15/msg/286.html