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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000013-khk-toh
携帯電話サイトの広告にアクセスした利用者に、電話番号や氏名を把握したと思い込ませて利用料を迫る不当請求が、仙台市などで急増している。実際は携帯電話の個体識別番号が分かられただけなのだが、個人情報も知られたのでは、という不安をあおり、請求に応じざるを得ない心境に追い込む手口。市消費生活センターは「引っ掛けサイト」と名付け、注意を促している。
「ご入会ありがとう。あなたの個体識別番号 DoCoMo/1.0/メーカー記号900i××× を登録させていただき、入会手続きが完了しました」
7月初め、若林区の40代の会社員男性が携帯電話サイトの広告をクリックしたら、画面にこの告知文が浮かび上がった。勝手に登録されたらしく、使ってもいないサイトの利用料を請求された。
個体識別番号といっても、電話会社と携帯電話のメーカー、機種が分かるだけで、個人は特定されない。しかし、男性は「個体識別」という言葉に惑わされ、電話番号や氏名まで知られたと誤信した。業者に電話すると勤め先の連絡先を聞かれ、恐喝まがいの請求を受けて、結局9万円を支払ってしまった。
センターによると、引っ掛けサイトの相談は6月に4件あったのを皮切りに7月19件、8月96件、9月228件、10月250件と急激に増加。センターは「業者には個人情報は知られていないので、落ち着いて対応し、請求に応じないようにしてほしい」と呼び掛けている。
[個体識別番号]電話会社と携帯電話のメーカー、機種情報。機種によって画面のサイズが異なるため、サイトを正確に表示するためにサイト運営業者に送信される。電話番号やアドレス、氏名、住所などの個人情報は含まれていない。
(河北新報) - 11月6日14時25分更新