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酒気帯び運転をして罰金支払いのために水戸簡裁に出頭した男女5人が、簡裁職員を装った男から計125万円をだまし取られた事件で、水戸地検は5日、交通違反に関して5人を起訴猶予処分にしたと発表した。5人は罰金を支払う必要はなくなった。
水戸地検の渋佐慎吾次席検事は、起訴猶予とした理由について「交通違反の事実は認められるが、罰金額に相当する被害を受けていることなどを考慮した」と説明。検察が、詐欺被害に遭った5人に“同情”した形だ。
水戸署の調べでは、9月28日、酒気帯び運転の交通違反をして略式手続きを受けるため水戸簡裁を訪れた5人に、ワイシャツを着た男が近づき「略式手続きですか。込んでますので2階でやります」などと声を掛け、2階待合室で「罰金は30万円になります」と金を徴収。持ち合わせていなかった2人は15万−20万円を渡した。
(共同通信) - 11月5日20時21分更新
コメント:検察の処分の良し悪しは別として、このような官公庁内施設内で職員を装った人間による詐欺被害が多いのは事実のようです。そういえば佐木隆三氏のノンフィクション小説を映画化した「復讐するは我にあり」のなかに、千葉の裁判所内で主人公が弁護士になりすまして保釈金をネコババするシーンがありました。