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ありがとうございました。というよりも、恐れ入りました。
「抽象的な運動原理」と「具体的な問題提起」とが、見事に渾然一体となり、照応・調和していると思います。
それどころか、個別化運動の場合、個別の問題へと特化できることから、、政治的な運動を抜きにしても、多様な運動として展開される可能性が、例証されたようにも思います。
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はじめに頂戴した、
>やはり、運動の意味するものが、私の考えているものと違っていたんですか?
という御質問には、もはや答えるまでもないでしょう。
(まあ、さすがに“オープンソースソフトウェア運動”とは思いませんでしたが)
しかし、「Linuxを商品化する大きな企業が、優秀な開発者を雇用する」というような、1つの個別の運動目標について、具体的な助言・助力ができるはずもありませんから、この板で延伸されるであろう、極度に抽象化された諸問題は一般論とし、運動を取り巻く「世俗」や「民業」といった諸環境を構造化するツールとして、ご参照いただければ宜しいかと思います。
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個別の運動につきましては、例えば今回、ちょっとした邂逅によって、ソフトの開発事情に通暁しておられる「朽ち無しゾンビ」氏が、オープンソースソフトウェア分野で「斯く為すべし」との内なる声に従い、ユーザー運動なりと、迷わずに進めていかれるであろうことに、認識を致すことが叶いました。
しかるに当初、
>今の自分の状態で、何ができるのか、何をすればよいのか、わからない。
>まだ自分を存在を必要としている人がいるのなら、生きていたい。
というところに敏感になってしまい、こちらとしては、ご自身の存在価値そのものに悩んでおられるものと早計したようですが、
>わたしの考えでは、
>世の中を中心となってうごかしていく、大きな勢力(歴史と伝統)と
>その大きな勢力をサポート、または、バックアップとなるような、
>いくつかの小さな勢力があればいいと考えます。
という、しっかりした思想基盤をお持ちのようで、そうであるならば、あえて、こちらから愚見を申し上げることもないでしょう。
ことに「大きな勢力」については、先に述べましたように、ここでの個別化・少数化した運動理論が、むしろ埒外なのかもしれません。
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或る種の市場の独占に危機感を募らせるかの個別の展開が(こちらの想う「運動の運動」には)それでも尚、望ましく思われるので、その戦略や成果など、また何かの機会に、ご報告いただければ幸いです。
もとより運動そのものからして、宮本氏が“どこでもいっぱいいるじゃん”と、おっしゃるように、無数に立ち上げられているものと容易に推察されますが、その中にあっても決して流されることなく、よき運動を実践していただけるのでは、と思っております。