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(回答先: 友情がプラトニックラヴであるならば“ヘテロ”に友情はキモい←?【本文まあなし】 投稿者 ゆだやノかイラク 日時 2005 年 1 月 05 日 04:43:05)
人間は、必要になれば必要なだけのアイデアが自然に出てくるように作られているようなのです。 盗人を職業としている親が、息子に盗人の極意を伝授する、面白い話があります。
その方法なのですが、ある夜親子で一緒に盗みに入るのですが、二人が家の奥まで入ったところで、親が突然「盗人が入っているぞ」と大声で叫んで自分は素早く逃げてしまうのです。慌てたのは息子です。とにかく何とか逃げ帰るのですが、帰って来た息子に対してその親は、どのようにして逃げたのか一つ一つ方法を聞くのですが、「これで極意を伝授した」というのです。
善悪を問わず、人間の願望は叶えられるのです。必要な時必要な知恵が出てくるのです。盗人の親が息子に伝えておきたかったことは、「逃げたい」という願いがあれば、その瞬間瞬間方法が思い浮かんでくる、ということであったのです。それを身を持って体験させたのです。
この極意というのは、単純な物理法則とも言えます。人間の思い(願い)というのは、エネルギーであって、発生したエネルギーは物質化して(形となって)元のゼロ状態に戻ろうとします。これは、プラス電気が発生すればアース(地球)に流れてゼロ電位に戻ろうとするのと同じ原理です。
思いのエネルギーが強くなるのは、その思いと正反対の思いが無い事。「逃げたい」に対し「捕まっても良いや」という思いが無い事。それと思いか一点に集中したときです。
このときエネルギーは最高レベルになり、三次元現象に変換されることで放出されます。
盗人の息子には「逃げたい」という思いしかありませんし、見つかりそうになったときが、最高度にエネルギーレベルが上がる時で、音を立てた瞬間ネズミの真似をしたりと、方法が無意識の内にとれ、無事逃げ帰れたという訳です。
ただ一つ困ることは、エネルギーレベルが上がり、三次元現象に変換されるのは、まさにその瞬間(極限に至った時)だということです。
大半の人は、不安の方が先に立ち、その瞬間まで待てません。そして、事前に諦めてしまって別の願いを打ち出してしまうのです。前述の泥棒の話でも「捕まってもいいや」とか、こんな逆の願いを出したら逃げられる事はありません。
そして、もう一つおかす過ちは、頭の中の知識を使って事前に対処方法を作ってしまうことです。しかし、頭の中に入っている方法は総べて過去のデータですから、今の最善策が取れないまま事を濁しているのです。
知識をたくさん持った現代人は、大概以上のような対応をしますから、満たされない結果になるか、失敗するかになる訳です。
「聖書」にもあるように、知識を持たない空の鳥は、捲かず、刈らず、貯えることをせずして餓える事無しなのですが、知識を持った人間は、散々考えて(過去のデータを組み合わせて)失敗するのです。