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こんな感じかな。(今日は向田邦子のドラマがありましたね)
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1 小集団の敗北
名家の秩序を維持するために、互いの脇の甘さを突きあう。
自分も秩序に従って生きた、お前もそうしろ、と憎悪の連鎖。
その抑圧が強いほど、別のところに、隠れ家をつくってしまう。
が、非公式な関係性は、圧力に耐え切れなくなって瓦解する。
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2 戦禍の相似形
薄まった日常の争乱すなわち憎悪の連鎖を断つ、つまり止める。
圧力は何処からくるのか。圧力を要する人たちが「自明」にする。
自分が護ろうとしたものに裏切られ、その虚しさを知る繰り返し。
が、現役とは敗北する前の人たちであるから、継走は成立する。
秩序の影響下にあり、秩序に従わされつつも未承認でありうる。
未承認でありつつ、既成事実をつくる目的にも動員されている。
「かくあるべし」は身体-行為-自由への暴力「価値」たる現前。
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3 1人の可能性‥‥逃げる攻め
大きな圧力があるならば、その影響から逃げることは難しくなる。
それでも、逃げる人間が周囲に少しいれば、秩序は弱まってくる。
皆が一斉でなくても、抜け駆けする人間で、秩序の信用が傷つく。
秩序の引き締めをすると、反発を招くので、おいそれとは出来ない。
秩序の脆弱性へと荒らし1人で偽札への見せしめ効果を突破する。
秩序意識の無効化は多数派の価値の崩壊ゆえに規制を待望する。
祝福されない英雄を追い返すことで、当面の安寧を確保する自縛。
自由の不安、確率的な較差の不安へと平準を最低保証する保険。
直接的で全面的な規制が無い時間の「場の秩序」は、震わせうる。
鉄壁の公式性へと、単位集団は、加盟する大集団の支援を受ける。
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4 1人の多数性‥‥満たされない表面
求道者、引きこもり、色男にも有りうる、その寂しさを恥じず、と。
その人のもっている多様な想いを理解する人間が多様に要る。
偉そうに語っても、悟りを開いても、先天的でも、隙はありうる。
死せずとも損傷と弛緩は絶えず襲う。夢は自己管理できない。
全ての人間との関係性をつくっても、まだ足りない、寂しさは残る。
寂しいといわないこともありうる。そのときは、ただ形として寂しい。
人が結びつく可能性、必ずしもそれが共同体である必要はない。
着脱可能ならば、接続しやすくもなる。共有は「共同」ではない。
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5 最後は既成事実‥‥外と内と
差別意識の再生産は先行する差別意識への整合を理由に取る。
差別意識を根拠にし、差別意識を正当化するのは共同体も同じ。
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6 発狂‥‥壊して生きる抜け道
役割り「期待」たる既成事実の破壊と、失敗・発狂の積極的価値。
長い逃亡、失踪と、頻繁な組み換え、共有の流動、流動可能性。
失敗・発狂で存在を捨てる共同へと、共同も延命して共存する。
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(客観-エゴ)
聴衆が吸引する無意識の荒らしの訴求。各個の立場と全環境。
(変異/過誤)
期待を壊さずに、自他の劣る冷却を挟んで期待は満たされうる。
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