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教諭が暴行した児童、成績底上げの「配慮」【朝日】下げじゃなくて、底"上げ"を問題にしてるのね、、。ふ〜ん。
http://www.asahi.com/national/update/1224/007.html
三重県四日市市の私立暁小学校(小出正章校長)で、6年生の男子児童(12)に対し、正規の通知表とは別に、成績を改ざんして底上げした通知表を作って渡していたことが分かった。この児童に対しては教諭による暴行が2度あったが、県や県警には届けていなかった。学校側は、暴行を受けた児童に対する「配慮」から「別の私立中受験に有利になるように改ざんしたが、不適切だった」としている。
同校などによると、この児童は、昨年10月と今年6月、文化祭の準備中にふざけていたなどのささいな理由で、別々の男性教諭から顔面をひざげりされるなどの暴行を受け、1回目は視力低下などで2週間のけが。2回目は頸椎(けいつい)損傷や手の甲にひびが入る3週間のけがを負った。
いずれのケースも、保護者との間でそれぞれ130万円を支払う示談書を取り交わし、学校側は事件の事実を県や県警に報告していなかった。
この児童は系列中学への進学を希望していたが、11月の理事会で成績が基準に届かないことを理由に認められず、他の私立中受験の準備を進めていた。
12月中旬、同校は成績を底上げした通知表を児童に手渡した。暁小学校の通知表は相対評価で6年生は5段階。本来は2や3がほとんどだったが、すべて3〜5に、ほぼ全面的に改ざんされていた。暴力事件の治療のための数日間の欠席もゼロになっていた。
同校は児童の父親に「本物の通知表は校内に保管している。(改ざんされた)これを持参して別の私立中学校を受験すればいい」と説明した。
父親が「暴行を受けたうえに、デタラメな通知表まで渡された」と抗議すると、不適切な対応と認めたという。
児童はその後、正規の通知表を受け取り、受験日に中学校に提出した。
小出校長は「児童が別の私立中へ進学したいということだったので、何とかしてやりたいと最大限の配慮をした。事件のこともあり、子どもの将来を考えた上でのことだった」と説明している。
改ざんした担任の男性教諭は「傷害事件で迷惑をかけたし、進学が認められなかったため、校長の指示もあり受験を有利にしようと大幅に底上げした。児童に一生ついて回るうそを押しつけようとしたことは申し訳ない」と話している。
県私学振興室は今月16日、情報提供で事態を把握。翌日、小出校長らを呼び経緯を聴いた上で「学校と児童との信頼関係を損なう。二度とこういうことがないように」と口頭注意した。同室は「事実関係をさらに詳しく調査した上で対応を検討したい」としている。
暁小学校は、四日市市内に46年創設の学校法人暁学園の系列校として48年に創設。同学園には暁幼稚園、暁中学・高校、暁高校、四日市大学がある。小学校の04年度の児童数は486人で6年生は71人。同小によると、例年約7割が系列の6年制中・高校に進学する。
(12/24 08:54)