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に説明し、ユーザーに簡単なアンインストールプログラムを提供している。CAは、同ソフトはスパイウェアと合法ソフトの間のグレーゾーンに位置する新種のソフトの一例だと考えていると同氏。
「古い定義の下では、(Marketscoreは)明らかにスパイウェアに当てはまっていた。だが、新たなカテゴリーが誕生しつつある」(同氏)
Marketscoreは明らかにユーザーの行動を追跡しているが、旧世代のスパイウェアとは違って、Webブラウザのホームページを乗っ取ったり、ポップアップ広告を表示したり、存在を隠したりはしないとカリー氏は説明する。
「もっと区別が細かくなっている。複数の企業が反応し、これらのプログラムにメリットと価値を加えている。われわれはもっと正確にこれを判別する方法を検討している」(同氏)
comScoreのチーフプライバシーオフィサー、クリスティーナ・リン氏は、Marketscoreと旧版のNetsetterについて、同社は製品の利用登録をしたユーザーにアプローチし、ソフトのインストール前に適切に同意を得ていると弁護した。
「Netsetterを投入した2000年以来、(ユーザーから)取得した情報はぬかりなく完全に開示している」(同氏)
comScoreのプライバシー・会員規約では、同社が支払い情報、個人の医療情報、処方せん情報など、すべてのWebトラフィックを追跡していることが開示されていると同氏。
Marketscoreはつい7月か8月までiMeshソフトにバンドルされていたが、comScoreはその慣行をやめているとエイブラハム氏。iMeshの使用許諾書の変更により、ユーザーがMarketscoreのインストールに同意する前に同ソフトを十分に理解できなくなると考えたためだという。
Marketscoreは現在、自身をインターネット高速化ソフトだけではなく、広告メール保護サービスとしても宣伝している。Marketscore.comサイトによると、会員はSymantecのウイルス対策技術「CarrierScan Server」を無料で利用できる。comScoreは特にブロードバンドユーザー向けに、ウイルス対策機能を利用してMarketscoreに付加価値を与えたい考えだという。
スパイウェアであろうとそうでなかろうと、Marketscoreの一件は次のような教訓を与えてくれるとCAのカリー氏。「トラフィックを自社サーバにリダイレクトして、Web閲覧を高速化する――しかもタダで――とうたう製品を見かけたら、私には話がうますぎるように思える」
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