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全体主義システムの脆弱性と、制度的強権の必要性 ???
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全体主義という言葉も従来の使われ方に非常に曖昧性があると思っているんですが。
全体主義の定義は「個人は全体に奉仕すべき」という事でしょうか?
「個人は地球環境再生の為に努力すべし」となると賛成ですね。
結局、何はみんなが取り組むべき課題かって問題ですよ。
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そんなの、いやです(笑)
国家じゃなくても、誰かが多く取るに決まっています(笑)
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いや、ですから個人が多く取れるような事は不可能なシステムにすればいいのでは?
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出た! そう言われるんじゃないかと‥‥。
しかし、一党独裁をやっても、まだ「完全な制度」というわけにはいかないでしょう。
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地球党って言ったって、地球党一党独裁を目指すものでは無いんですよ。
これは、誤解されてしまいましたね。
失敗、失敗。
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独裁で無いなら、むしろ理想の実現など、望むべくも無いでしょう。
もしかすると、そういう全員主体の意思決定は、煩雑・迂遠を極め、公平で広範なシステム構築のために、とてつもないコストを分担しなければならないかもしれませんね。
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地球政府を作る為の運動団体としての地球党であって政府と党組織は別ものです。
一党独裁は私はするつもりはありません。
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理想的な素案の何割かが地球会議でも減耗すると思えば「充分な法的環境にすることで実現可能」という論法は出てこないんじゃないかと思います。
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その討議の内容を世界中の人が監視して色々とコメントする所がミソなんですよ。
地球直接民主主義ね。
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そうじゃないんですね。もう、すでにシステムの脆弱性が明らかになっていて「ここにはこういう制度がなければ機能しない」ということが多々見られ始めているのだと思うわけです。
ワヤクチャさんは何かというと「そうならないような制度をつくればいい」という約束手形みたいなものを乱発されることで、難しい議論を乗り切ってこられたように思います。
もう、どれだけその論法を使われたかしりませんが、その件はそれで終わらず、そういう処理をした以上、その制度を実現しなければならないはずなのです。
「そうならないような制度をつくればいい」という命題に変形推理を施すことで「そうならないためにつくらなければならない制度がある」という命題が導かれると思うのですね。
その制度というものが、所与のものとなっているはずで、それは、複雑な利害判断に委ねて後決めできる問題ではないと思うわけですよ。
「そうならないような制度」というものは、システム上不可欠ということでしょうから、これは強権をもって是が非でも実現するほかないかもしれません。(すると実現性の問題にも接続されてしまうことでしょうね)
前提として、システムそのものが全人類にとって必要だと証明されているのであれば、その強権は許容されるでしょう。しかし、強権に見あう「不可欠の恩恵」が果たして得られるのかどうか、ですね。(その恩恵は、必ずしも人類全員が要するものではないかもしれず、場合によっては社会の加害構造とは無縁の人にまで、コスト負担や、抑圧を強いてしまうかもしれません)
また、それらの制度が、はたして原理的に整合するのか、つまりは「ひとつの無矛盾の制度群」という解を導けるのかどうか、ということも精査する段階にきている気がしないでもありません。
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