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スワッピング5000人会員サイト 摘発されるも処罰法律なく
夫婦が配偶者をお互いに交換し性関係を結ぶ“スワッピング”を専門的に斡旋してきたインターネットサイトの運営者と会員が摘発された。
同サイトは会員数だけで全国に5000人を超える韓国最大規模で、未婚男女のカップルや夫婦の会員同士で行われたスワッピング行為も1年間に400件を超えていたほか、中小企業の社長など、高所得層の会員も加入していたことが明らかになり、衝撃が広がっている。
釜山(プサン)・江西(カンソ)警察署は22日、「Bサイト」というスワッピング仲介サイトを開設、会員5000人余を集め、スワッピングなど変態的な性関係を斡旋した疑いでサイト運営者のユ某(37/無職)容疑者を拘束した。
ユ容疑者がインターネット上で「Bサイト」を開設し、会員の募集を始めたのは2003年9月。警察はユ容疑者が会員にスワッピングや乱交などの変態的な性関係を斡旋し、動画などの淫乱資料を掲載しサイトを運営、会員からは会費の名目で総額5000万ウォン以上を受け取ってきたとされている。
ユ容疑者のサイトに掲載されたセックスシーンを撮影した写真や映像は全部で約1200件。このうち300件以上が会員同士の性行為を撮ったものだと警察は伝えている。
ユ容疑者もA(40)さんなど男女の会員16人と共に、昨年12月16日、京畿(キョンギ)道・楊平(ヤンピョン)の某ペンションでスワッピングや2対1のグループセックスなど変態的な性行為を主導した疑いが持たれている。警察は会員の間で行われたスワッピングは400件を超えると見て、23日から会員200人余を召喚し、事情聴取することにした。
ユ容疑者は警察で「会員たちは自分の裸体や夫婦間のセックスを撮影した映像、写真を見て、気に入った場合は連絡を取り合い、モーテルなどでスワッピングをした」とし、「会員の中には中小企業の社長など、高所得層の会員も多かった」と話した。
特にユ容疑者は会員のクラスを「予備」「準」「正」「生涯会員」の4ランクに分け、ランク別に自分の身体部位を写した写真や性的体験談を掲載してから会費を入金させるなど、“活動状況”が優秀な場合のみランクを引き上げた。
会員加入の資格は男性は25歳、女性は23歳以上で、会費は2か月で3万2000ウォン、生涯会員の会費は12万ウォンだった。警察の調査の結果、会員5000人のうち生涯会員は450人だった。
しかし警察は「スワッピングはモラルに反する面はあるものの、このサイトの会員の場合、合意の上で性行為を行っているため、処罰する法律的根拠がなく困っている」と話した。
釜山=張準城(チャン・ジュンソン)記者
ホーム > 社会 記事入力 : 2005/03/22 19:59
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/22/20050322000056.html