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ホーム > 経済 > ITコンピューター 記事入力 : 2005/03/15 18:25
【News Blog】「CeBIT 2005」の劣悪なネット環境
ドイツ・ハノーバーで開かれている「CeBIT 2005」見本市に参加した韓国企業や取材陣は思いがけない「ハプニング」に遭遇しました。
世界最大規模のIT(情報技術)展示会にしては「あれっ」と思いたくなるほど、現地のインターネット環境が頂けないものだったからです。
現地の通信業社らが、6000を超える展示会参加メーカーに、いちいちインターネットを設置してあげるだけの余力がなかったのです。
このため、展示規模の小さい一部の中小企業やベンチャー企業はインターネット回線の割当すら受けることができませんでした。
一部企業は自腹を切って数百万ウォンを投入し、あわてて無線LANを設置しましたが、これも展示会場の各種通信設備と混線し、回線が切れてしまうなどお粗末さが残りました。
大企業のパビリオンの通信状態も、あまり良いとは言えませんでした。一度に大勢の人がインターネットにアクセスすると、かなり重くなりました。モデムより多少速いといった程度です。
一部の記者は見物客がすべて帰った後、夜12時まで展示会場に残りながら記事を書き上げ、写真を送信するといった苦杯を飲みました。ホテルにもインターネットが設置されていなかったからです。
このような事情はドイツを含め、ヨーロッパ一帯では一般的だといいます。
現地のガイドは「ヨーロッパの人たちはコンピューターやインターネットで遊ぶよりは、友達とサッカーをしたり、喫茶店で話したりすることをより好む」と、インターネットの普及が遅れた理由について説明しました。
韓国が世界的なIT超大国として成長したのは「パルリパルリ(早く早く)」が好きな韓国の国民性とも密接な関連があるようです。
金熙燮(キム・ヒソプ)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/15/20050315000060.html