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Windowsのセキュリティ・ホールを悪用し“感染”する初のアドウエア,パスワードも盗み出す【IT_Pro】感染とは(汗)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20050303/156980/
[2005/03/04] バックナンバー
スペインのPanda Softwareは,ユーザーが気づかないうちにワームのインストールを手助けするアドウエア「Searchmeup」を検出したことを,米国時間3月2 日に発表した。WindowsのLoadImage APIに存在する「カーソルおよびアイコンのフォーマットの処理」の脆弱性を悪用する「初めての」(同社)アドウエアだという。
ユーザーが特定のWebサイトを訪れると,Searchmeupがコンピュータにダウンロードされる。同サイトには,銀行口座のパスワードを盗む「Tofger.AT」やユーザーの許可なく有料ダイヤルにアクセスする「Dialer.BB」「Dialer.NO」など,一連の悪質なプログラム(マルウエア)も潜んでいるという。
SearchmeupはコンピュータのWebブラウザのホーム・ページを,ポップアップ広告を表示する検索エンジン・サイトに変える。Webブラウザが立ち上がるたびにポップアップ広告が表示され,これにより,スパイウエアなどがコンピュータにインストールされる。
Tofger.ATは,「Internet Explorer」を立ち上げるたびに稼働し,ユーザーのインターネット活動を追跡して,オンライン・バンキングなどに使用したパスワードを記録する。銀行名を含むURLを見つけると,パスワードを取得しようとする。対象とする金融機関名は,「cajamadrid」「bpinet」「millenniumbcp」「hsbc」「barclays」「lloydstsb」「halifax」「autorize」「bankofamerica」「bancodevalencia」「cajamar」「portal.ccm」「bancaja」「caixagalicia」「caixapenedes」「ebankinter」「caixasabadell」「bes」「banif」「millenniumbcp」「totta」「bancomais」「montepiogeral」「bpinet」「patagon」「lacaixa」「citibank」「bbvanet」「banesto」「e-trade」「unicaja」など。重要情報を収集すると,任意のサーバーに送信する。
問題の脆弱性は,攻撃者がWebページやHTML電子メールに,特別に細工したアイコンや画像ファイルを組み込んでいる場合,それを読み込むと,バッファ・オーバフローを起こす。その結果,コンピュータを外部から制御することが可能になる。
「Searchmeupの出現は,特にアドウ