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個人のICタグに反応、公共施設で情報案内 富士通開発
街頭や駅、空港などの公共機関のディスプレーが、通りかかった人の携帯電話やカードなどに付けられた無線ICタグに反応して、その人のためだけの有用情報を細やかに表示するシステムを、富士通が開発した。05年度内の製品化をめざす。
「ユビウォール(ユビキタスの壁)」と名付けたシステムは、プラズマパネルによる表示画面の下に、無線ICタグの読み取り機8個を備える。その人の属性を記録したタグつきのものを持って近づくと、読み取り機が反応。パネルに接続されたサーバーからその人のためになる情報を取り出して表示する。
たとえば空港の案内表示板だと、近づいてきた人の航空券にタグがついていれば、行き先を読み取り、搭乗口への道案内が表れる。百貨店内の店舗案内板であれば、携帯電話のタグから読み取った年齢や性別にふさわしい売り場を紹介する、といった利用が考えられている。複数の人が近づいても対応可能だという。
公共用のディスプレーはプラズマや液晶の薄型パネルの低価格化で急速に普及中だ。ただ、一般情報を流すだけで、サーバーを通じて簡単に画像を変えられる仕組みを十分に生かしていない。富士通はそこに着目した。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050227/K2005022603260.html