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IE、Opera、FireFoxの違い。これでもあなたはまだIEを使いますか。【クエスチョンの呟きシリーズ第51回】
今回はその第51回です。正式名称は、「クエスチョンのショウもないつぶやきシリーズ」です。パソコン関連で自分が気がついたことを書きます。基本的には自分が今まで知らなくて「知って得した」「これこれ」とか、「これ知らなかったのはまずかったな(^^;」とチョッとでも感激したりしたことや、今まで集積した知識を駆使してやったりしたことです。ですから、知っている人には実につまらない話題です。あくまでも、自分自身の備忘録メモ、ひとり言のようなものです。
また、パソコンに限らず、その他のIT関連の話題も書くことにしました。
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日経NET WORK2005年3月号が「出そろったWebブラウザ最新版 IE6、Opera7.5、FireFoxはどこが違う」と言う記事を掲載している。今までマイナーと思われていて、大手の雑誌で無視されていたブラウザにもようやく光が当たってきたようだ。
セキュリティ等を考えるなら、日経NET WORKあたりにはもっとユーザーをリードしてこのような記事を書いて欲しかったネ。遅すぎる感もありますが、遅ればせでもやらないよりは良いといったところか、、。掲示板で小生たちが倦まずたゆまずIEのセキュリティ的な弱さを告発し、他のブラウザをご紹介して来た努力が多少でも報われたのかな〜ぁ。
以下、記事の要点部分のメモのご紹介。詳しく知りたい方は日経NET WORKを買って読んでネ。
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IE、Opera、FireFoxはHTTPの処理部分や、Webページを解釈してウィンドウに表示するレンダリング部分のプログラムにまったく別のものを使う。
FireFoxはNetscape用に開発されたプログラムを基にしたオープン・ソースのプログラム。Netscapeやその後継のMozillaはメールやチャットなど、Webブラウザ以外の機能を盛り込んだ結果動作が重く不安定になる傾向がある。このためFireFoxはWebブラウザの機能だけを切り出してプログラム・サイズを小さくしている。
但し、IE、Opera、FireFoxもHTTPやHTMLといった標準技術に準拠している点は同じ。ただ、動作の機敏さについてはパソコンが高性能になっていて違いが目立たなくなっている。
むしろ、3つのブラウザの違いは使い勝手や、Webページに埋め込まれたアプリケーションの実行環境、セキュリティ対策といったところの差になっている。
FireFoxやOperaは同一ウィンドウを複数のページで共有することでパソコンのメモリー使用量が少なくて済む。
FireFoxとOperaのタブの使い勝手の差。Operaはマウスのドラッグ操作で簡単に順番を入れ替えられるがFireFoxはできない。また、Operaはタブをブックマークやツール・バーに貼り付けられる。貼り付けておけば次回アクセスも楽。ブックマークの整理に役立つだろう。ブックマークの時にはブックマークの整理を開いておいてからタブをそのブックマーク編集箇所にドラッグアンドドロップする。
Operaにはマウス操作だけでページ操作ができるマウス・ジェスチャがある。その数20種類。カスタマイズも可能。起動時に前回終了時に表示していた状態から開始することが可能。作業途中でOperaを一旦閉じても元の所から作業再開できる。
RSSに関してはOperaよりFireFoxのライブブックマークの方が使い勝手が良い。
◎セキュリティに関する考え方の違い。
IEは、アクセス先Webサイトを信頼できるサイトとそうでないサイトに区別。信頼できるサイトではActiveXコントロールなどが実行される。信頼できないサイトにアクセスの時に制限をきつくしている。
Opera、FireFoxは、Webサイトはどれも完全には信頼できないという前提。どのサイトにアクセスする時にも最悪のケースを想定した同じセキュリティ設定を適用する。
ActiveXを使えるのはIEだけ。但し、ActiveXコントロールにはセキュリティ上の問題が常につきまとう。
同様に使われるJavaアプレットにはファイル・アクセスや通信などに厳しい制限が課せられている。しかし、ActiveXコントロールには機能制限がほとんどない。パソコンに保存しているファイルを取得して送信するといったことも出来てしまう。デフォルト設定のIEはインターネット上ではActiveXコントロールの内、署名されているものだけダウンロードして実行する。イントラネット上にあるものは、無条件で読み込み
(小生のコメント)
※ActiveXコントロールは要注意です。XSSを使われたりすると、信頼できるサイトと思っているところでも危ないです。
起動。
FireFoxやOperaはActiveXコントロールをダウンロードしたり実行しない。
スクリプト言語
IEが実行環境を用意しているのはJavaScriptとVBScript
FireFoxやOperaはJavaScriptしか実行しない。Webサイトの中にはユーザー数の多いIEを前提に設計したWebぺーじもある。
(小生のコメント)
※結論&お勧めWeb利用法:セキュリティを考え特に自宅などでは普段はFireFoxやOperaを使い、IEでなければアクセスできないサイトにだけIEでアクセスする。(但し、信頼できるかそうでないかは自己責任・自己判断。XSSの問題もあるので注意するに越したことはないです。)
環境の移行。
FireFox
IE→FireFoxの移行は、ブックマーク、表示履歴、Cookie、プロキシ・サーバーなどの設定情報、入力フォームへの入力履歴、IEに記憶させているパスワードなど。
Opera→FireFoxの移行は、ブックマーク、表示履歴、Cookie、設定情報。
Opera
IEとFireFox→Operaの移行は、ブックマーク。インストール時にはIEのネットワーク設定情報を自動的に取り込む。
IE
IEのブックマークインポート機能はIE間のブックマーク用くらいに考えた方が良い。FireFoxやOperaから引き継げず、IEに戻る時には追加情報を手作業で移し替えることになる。
※FireFoxではファイルメニュー→ユーザー・プロファイルの移行
Operaではファイルメニューのインポートで設定する。
※参考
Javaアプレット。
Javaという言語仕様に合わせて作られたアプリケーション・プログラム。Webブラウザでインターネットからダウンロードして実行させる。セキュリティを確保するために、パソコン内のファイルへのアクセスや通信が規制されている。
スクリプト言語。
プログラミング言語の一種で、実行する際にマシン語への変換が不要なもの。一般のプログラミング言語に比べて機能は少ないが、開発や記述が簡単な点が特徴。
JavaScript
米ネットスケープ・コミュニケーションズ(現モジラ・ファウンデーション)が開発したWebページ向けのスクリプト言語。
以上、日経NET WORK2005-03、62頁
(メモ終わり)
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今、小生のOperaのツールバーはこんな感じになってます。標準の「ホームページ、パネル、並べて表示、重ねて表示」は使わないので削除。「開く、保存、印刷、ページ検索」は他のアプリと同じショートカットキーが使えるので同じく削除。
空いたツールバーのスペースは気になったページのタブをドラッグして貼り付けるスペースとして使ってます。「ブックマークの編集」を開けば、その部分にもタブをドラッグして貼り付けられるのでタブ(=ブックマーク)の整理整頓にもいいです。
例えば、ブックマークに追加するかしないか迷ったようなページでも一時貼り付けておいて、もし何回か使うようであればブックマークに追加するような使い方です。
巻き戻す、戻る、進む、早送り、更新・停止もショートカットでやってしまうことが多いですが、一応アドレスバーの左横に残してあります。
巻き戻す shift+Z
戻る Z
進む X
早送り shift+X
セキュリティもそうだけど、FireFoxのPrefBarやRSS(ライブブックマーク)の使い勝手の良さにしろ、Operaの戻る進むのショートカットキーの使いやすさにしろ、またタブブラウジングの使いやすさにしろ一度実感したらもうIEなんて戻れない。と言うか、IEを「あるから使ってる」派の人を見るとホント馬鹿に見えてしまうな〜ぁ。
【クエスチョンのしょうもない呟きシリーズ第51回】完(^^;