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(回答先: 転載記事 「2ちゃんねるの時代は終わった」 投稿者 とっぽ 日時 2004 年 12 月 25 日 13:54:09)
|ネット上にウェブ・サイトという「自分の空間」を持ち、仮想的にでも「人格」を
|持つようになると発言の仕方が変わるということは確実にあるだろう。
この部分の考察は、基点にネットを据えて捉えていますよね。すなわち、ネット上で「自分の空間」や「人格」を持つことで発言の仕方が変わる、と。
日常に基点があって、それ故に匿名でしか動[け/か]ない人の場合は、いつまでも匿名で行動しますね。具体的に言えば、「昨日あの時、私の財布から1万円抜き出しただろ。なぜ1万円減ってたんだ?おい」と聞いても「そんなことしてない」と言って詰問を怒る事も無くはぐらかしたり、あるいは、「あの映画、半額で見れるなんて、どこでもやってなかったぞ」と聞いても「そんなこと言ったっけ?」とか、のらりくらりしている人間は、ネット上では動けないのである。なぜなら、自分の発言した内容は公開されてるし、日付と時刻までごまかしが利かないからである。「そんなこと言ってない」などと絶対に言えない。だから、匿名で動くしかないのである。このような日常を基点としてネット上で発言しようとすると、匿名性は絶対に維持する必要がある。どれが自分の記録であるかを特定できないようにしておく必要がある。故に、「自分の空間」や「人格」を持つことで発言の仕方が変わるという事はない。(但し、「虚偽の人格」を公開する場合が無いとはいえないかも知れない)なぜなら、そもそも「自分の空間」や「人格」を持とうとしないのであるから。