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(回答先: 辻元清美氏と赤軍派の関係 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 09 日 19:22:27)
いっとくが、ロシアでかつて首相になったケレンスキーはエスエルである。エスエルというのは、当時のロシアの極左であり、ボルシェビキどころか未だに日本の極左で国内でエスエルを超えた奴はおらん。エスエルに比べれば、日本国内で活動する極左は全て穏健派である。ボルが革マル程度の過激さであるのに対し、エスエルは赤軍・中核に近い。ちなみに毛沢東とその信奉者はマルクス・レーニンよりはナロードニキに近い。都市労働者派であるマルクス・レーニン主義直系やサンジカリストよりも都市包囲農村ゲリラ派であるナロードニキの傾向がある毛派の方が世界的に更に過激な行動に走っている。人民革命党から出馬した方がかえって当選するかもよ。
ちなみにかつての極左は今の日本をロシア革命当時のロシアに当てはめて、頭の中だけでものすごい事になっている奴が多かった。実際はスーパーでおばちゃんが買い物している風景しかないのに、ゲリラ活動をしている彼らの頭の中は「今や日本は内戦に突入した!オラアー!!」と突撃して、タイホ。彼の頭の中では脳内革命が起こっていたのである。頭の中だけは70年72年当時エスエルがボルシェビキがアナーキストがワヤクチャになって、ものすごいことになっているのだが、一般の国民が全然ついてこんのだよ・・。労働現場を離れてゲリラ活動とかされても、一般の労働者は一体どうしていいのか分からない。完全に労働者の生活実感と切断された所でテロ・ゲリラ活動が起きている。そして、労働者は結局日々出勤したり、就職活動したりして生きていくしかない訳で、極左の活動はそれが我々にとって一体何なんだみたいなものがあったりするのであった。だって、公団の人が襲撃されれば、成田の農民の立場が有利になるかといえば、それはちょっと違うんじゃないか、暴力を振るうのは近代青年らしくないなみたいな反発も一般国民からもあっただろうし。