現在地 HOME > 雑談専用12 > 893.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.excite.co.jp/
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081112640221.html
------------------------------------------------引用始め
妻殺しの容疑者、妻の生存が確認されて11年ぶりに釈放
[ 2005年04月05日 03時38分 ]
[北京 4日 ロイター] 妻を殺した容疑で逮捕され、獄中で暴行を受けていた中国人男性が釈放された。
彼の妻は生きていたうえに、別の男性と結婚していた。中国の法体制の暴力的な恣意性が暴かれるかたちとなった。
中国日報によれば、シィー・シャンリンさんの妻、チャン・ザイユさんは、1994年に家庭内で揉め事があった
あとに姿を消した。地元の貯水池で女性の遺骸が発見され、シィーさんは殺人容疑で拘留された。
遺骸は腐乱しており、身元を特定することは不可能だったが、地方裁判所は湖北地方出身で元非常勤の
警察官のシィーさんに、殺人の有罪判決と終身刑を言い渡した。地裁は後に、終身刑を懲役15年に減刑した。
シィーさんは殺人の自白を強制され、激しく殴打されていたという。人権擁護団体によれば、中国では警察に
よる拷問が広く行われており、容疑者たちは裁判を受けないままに長期間拘留されているという。しかし被害者
そして国内のメディアが、警察の暴力について公表するのは稀だ。シィーさんが北京日報に語ったところによれば、
はじめに逮捕されたとき、警察は彼を遠隔地の家屋に連れていき、11日間にわたって尋問を行ったという。その間、
与えられたのは一日に二椀の米のみで、水はほとんどゼロに近く、眠りを妨げられ命を脅されたという。
「警官は私の頭に銃をつきつけて、 いますぐ撃つこともできるぞと脅しました」記事中には、金曜日の釈放を控えて
健康診断を受けているシィーさんが、警察病院のベッドで語る発言が紹介された。シィーさんは自白した記憶はないと
言っているが、地裁の判決では彼が自白したことになっている。
中国日報によれば、シィーさんの釈放に伴って公開された写真からは、 拘留中に彼がたびたび殴られ、
脚や指が折れたことが明らかだという。彼の元妻であるチャンさんは、3月、東部の山東地方で再発見された。
彼女は1994年にこの地方に転居し、のちに現地の男性と結婚していた。シィーさんは拘留に対する賠償を求め、
正義が行われるべきだと主張している。
「私の有罪判決に関わった役人たちは罰されるべきです」彼は語った。
[日本語訳:野中モモ]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
Copyright © 2005 REUTERS Limited. All rights reserved.
Copyright © 1997-2005 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
------------------------------------------------引用終り