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(回答先: Re:60年間の平和な戦時下 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 3 月 12 日 11:54:05)
スパルタコスポノさん、どうもです。
ひさびさに笑ってしまったので、ちょっと割り込まさせていただきます。
>60年間はたまたま戦争が起こらなかった・・・
「たまたま」が「60年間」も続いたことをどう考えるか、です。
ツキも実力のうちと言いますが、不調も半年続けば実力です。
60年もの長期に渡り、日本が戦場になることもなく、日本人が他所の土地で、戦争の名のもとに、一人も他国の人を殺すことがなかったこと、それを「たまたま」というのですか。
「たまたま」を辞書で引くと「〈たまに〉よりは少し度合が多い」こととあります。
スパルタコスポノさんの「たまたま」には、60年間も含まれるということでしょうか。
小生は、60年間、日本が他国の戦争に巻き込まれなかったのは、「たまたま」ではなく、地政学的な意味も含めて、いくつかの偶然が重なったことと、戦後の政治家、官僚の、天の時、地の利を生かした、巧緻を極めた戦略が成功した結果と考えています。
「たまたま60年間平和が続いた」のではなく、そこにはそれなりの戦略とそれなりの犠牲があったということです。
米軍基地化したことで沖縄の人々が犠牲になり、ATMと言われるほどに経済的に貢ぎ物を捧げ続け(戦後一貫して体のいい植民地と言ってもいいかもしれません)、現在の対米従属政権があるわけです。
しかし、小生は(誰が考えたのかは知りませんが)60年間、戦場になることもなく、他所の土地で、戦争の名のもとに、一人も他国の人を殺すことなく、平和を謳歌した日本を否定する気にはなりません(もちろん、そのために他国の人々が犠牲になってもいいと言っているのではありません。犠牲を少しでも減らすように、日本は努力すべきでしょう)。
ただ、そうした戦略にもそろそろ耐用限界がきているようで、新たな戦略作りが必要になっていると思います。