現在地 HOME > 雑談専用12 > 701.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
Kは前々から「米国型合理主義は日本には馴染まない」と警鐘を鳴らしているが
それを無視して「日本の経営階級は米国型合理主義にまい進している」
その結果、日本の労働環境は最悪の様相を呈してきている。
この辺のページを見てほしい
http://home.att.ne.jp/sea/tkn/Issues/FushojiResponses-UnpaidOvertime.htm
今回は「郵政公社の現状」を問題にしているのではないので、簡単にしか触れないが先月には32億円の残業手当が支払われたらしい。しかも、それは氷山の一角でしかないと言う人もいるようである。
前にも触れたが、日本の労働者は「文句を言わずに働くのを美徳」とし「お家大切のサムライの血を引いているので、自分より企業や職場を大切にする傾向が強い」のである。
しかし、既に経営者階級は「労働者は道具」としか見ていないのである。終身雇用も護送船団方式も投げ出して、「ライブドア対フジグループ事件のような時だけ、米国的合理主義を否定する」という実に「身勝手で、自分の都合のみしか考えない」表現する形容句にすら困るというトンでもない奴らなのである。
悪代官なんて代物ではなく、理屈すら通用しない思考停止の殿様に対して、忠誠を感じて「過労死にまでなる程の残業」をするのは「美学でも、美徳でもなく、単に愚かなだけ」なのである。
しかし、Kがいくら叫んでも、大多数の労働者は「考えを改める事はない」だろう。
だから、米国型合理主義は「日本には馴染まない」と判断せざるおえないし、その日本的思考は考慮しなければ、日本の進むべき方向性について「軽々しく意見を述べてはいけない」のである。
合理主義そのものの思考から「日本の進路」を論ずるのは容易いと思う。
現在、小泉路線や各種の裁判における判例とか、様々な規則などは「そのような合理主義によって作成されてきている。
今度、憲法改正があるならば、相当な合理的条文が入る事だろう。
経営者階級が合理主義に染まる事を是とするならば、労働者も徹底的な合理主義的な思考に移行して「仕事は単なる契約」と割り切らなければ駄目である。1時間掛かる仕事は30分では終わらないし、2人の相手は1人ではできないし、二つの電話に一度に出るのは無理なのである。「それらには、キチッと文句を言うべき」なのである。
それが、信念に反するというのならば・・・そこまでは行かなくても気が向かないのならば、小泉路線は否定して、日本的集団主義思考を模索する「政治集団」を考えなければいけないだろう。前にKは「これからの政治の枠組みは米国追従か日本的集団主義路線重視かだ」と問題提起をした。
「内部告発をするか(小泉路線による合理主義の受け入れ)」「小泉路線を否定する(集団的相互依存体制の承認)」かは、個人の自由であるが、どちらかを選ばないと「過労死か過労自殺、もしくはリストラによる失業」に襲われる事だろう。
すでに、公務員を含めて「そんなに楽な職業なんて存在はしない」「するとしても、それは生活に十分な収入のないバイト的な職種くらい」である。
他人の職業を羨み、足を引っ張るような思考をしていては、経営者サイドの思う壺である。その辺を考えなければいけないだろう。
右翼とか左翼とか、実につまらない対立である。
ましてや、思想の差によって「掲示板から排除するなんて愚の骨頂」である。
日本国民ならば、一致協力して「日本がどうしたら良い方向に向かうのか?を共に考え、団結していく方向で努力」すべきである。
と言う事で、「Kはまた冬眠である」